同志社大学体育会ヨット部

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活動報告

活動報告

2018
12/18
Tuesday
2018/12/18 Tuesday

今回のオックスフォード定期戦では色々なことが経験できて、多くの事を学ばさせていただきました。私は当初は英語が苦手で話すことができないと思い、ホームスティのホストとして受け入れないつもりでした。しかし、受け入れる人の人数が1人足りないということだったので、コミュニケーションが取れるか不安だったものの、良い経験になると言われたので受け入れることにしました。一生に一度の経験になり、この先ずっと忘れることのない思い出になりました。

定期戦では結果から言いますと勝つことができました。アウェーで乗っている艇種が違うということもあり、オックスフォードの学生にとっては難しかったのではないかと思います。彼らに今回の定期戦で使うスナイプのことを教えたのですが、彼らは賢いためすぐに理解することができました。練習の時、オックスフォードの学生の練習に着いたのですが、ヨットを小さい頃からやっている人たちなのでとても上達が早かったです。スタートに関しましてはジャストでスタートラインをきるなど、私自身見習うことばかりでした。

観光では、京都の伝統的な嵐山や、日清のカップヌードル工場、奈良公園、ユニバーサルスタジオジャパンに行きました。普段人に観光地を案内する経験が無いため、どう説明をしたら良いのかわからなく、それだけではなく、英語で説明をしなくてはならないという状況に困惑していました。それでも必死に知っている単語とボディーランゲージを使い説明しました。ここで分かったのですが必死にボディーランゲージを使うと伝わることが分かりました。楽しい時間はあっという間に過ぎると思いました。

今回の定期戦で、世界一の大学と称されるオックスフォードの学生と一週間過ごし、色々な刺激を受けることができました。また同時に自分の英語力の低さに痛感させられました。

彼らはやはり世界一の学生であると感じた時がありました。初日に伏見稲荷神社の観光を予定していたのですが、台風の影響で自宅で一日を過ごすことになりました。そこで私は一日中何をしようかと考えた結果、映画を見ることにしました。私は拙い英語で何の映画が見たいかを聞きました。すると彼は「映画は大丈夫、読みたい本があるから」と言って本を取り出しました。その本はフランス文学の詩集でした。僕はこの時思いました。日本に来ているのに勉強するなんてやっぱり、彼らは賢いと感じました。あと彼らは何にでもチャレンジしようとするのです。ご飯を食べる時のことですが、彼らはスプーンやフォークを用意してもお箸で食べようと頑張っていました。僕はそんな彼にお箸をお土産にあげました。他には日本語を教えて欲しいと何度も聞かれたりしました。そんな彼らを見て、自分も何にでもチャレンジしようとする気持ちが必要だと学ぶことができました。今の世の中はグローバルになっているので、これを機に英語を勉強していきたいと思います。最後にこのような国際定期戦を支援していただいた同志社体育会ヨット部鯨会の皆様方に厚く御礼を申し上げます。本当にありがとうございました。