同志社大学体育会ヨット部

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活動報告

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2019
10/21
Monday
2019/10/21 Monday

10月21日
西宮事前合宿

<幹部ブログ>
お疲れ様です。
4回生藤原です。

インカレ本戦が近づいているということで、僕の4年間を振り返らせていただきます。
まず、僕は大学入学後まさかヨット部に入るなどとは全く考えてもおらず、中高と続けていたバスケットボールのサークルで、大学生活を謳歌しようと思っていました。
しかし、新歓での先輩方の熱さや、漢なら一度は日本で一番になってみたいとの思いから、入部いたしました。
入部してまず驚いたことは、大学生という、人生における最後の学生生活にも関わらず、高校や中学の部活以上に厳しい規律や生活を強いられるということでした。
夏休みまでにその厳しい生活に耐えきれずやめていった同期も多く、僕自身も朝5時半に起きて掃除するたび、何度も後悔をしました。しかし、ここでやめることはプライドが許さずなんとか気力で持ちこたえました。
ヨット部に入部したものの、ヨットに触れることすらできない日々が続き、本当にやめてしまおうかとも思いました。
しかし、同期との苦しいながらも楽しい生活があったからこそ、1回生の辛い期間を乗り越えることができました。
2回生になってからは、本格的にヨットに乗りはじめ、渡辺先輩や、矢野先輩など全国でもトップレベルの先輩と乗せていただいていたのですが、先輩の高い要求になかなか答えられず、また苦しい日々が続きました。
何かができるようになれば、前にできていたことがまたできなくなっているということが多く、春合宿は叱られて沈し続けてかなり白髪が増えました。
あの苦しい期間があったからこそ成長できたとは思いますが、もう二度と2回生の春合宿には戻りたくありません。
2回生で乗りはじめたからこそレギュラーの凄さが理解でき、同時に試合に出られない自分に腹が立ちました。
同期である松尾や藤野はレースで活躍し、団体戦でも優勝しましたが、正直なところ、自分が出ないレースでチームが優勝することは複雑な気持ちでした。
ですが、それがあったからこそ3回生からは絶対に自分がレースに出て勝ちたいと思えました。
3回生になってからは、下級生の頃からずっとペアだった續木とインカレにむけて、活動していくことになりました。
3回生でも、470チームには同期がおらず、また人数も少なかったため、自分に甘んじていた期間があり、そこで成長を止めていたと今になって感じます。
結果個人戦本戦にも出られず、団体戦でも全く活躍できないという苦い思い出だけが残りました。
しかし、3回生のインカレで、自分は本当にインカレで勝ちたいのか?自分が出られれば満足なのか?と自分に問いかける良い機会になりました。
迎えた4回生の今年、チームが始まって、藤野が470にコンバートしたことで、自分の甘さのツケがまわってきました。
レースや整備に関しての知識が4回生にふさわしいレベルに達しておらず、レギュラーすら危ぶまれるような状況でした。ただ、僕自身このような状況になって初めて、自分の手で船を走らせて優勝に貢献したいと心から思えるようになり、整備やレースの知識に関して一から学びなおしました。これを下級生の時からやっておけば、、と何度も後悔をしました。
後輩に伝えたいことは、サボったツケは後で大きくなって自分に回ってくるということです。今やれることは今やっておくべきだと今になって思います。
4回生になってからは、当初3番艇であった平井と乗り、その後續木に戻り、また平井に戻るという形になりましたが、勉強の甲斐もあってか、個人戦本戦では準優勝することができました。
僕と平井は周りからの期待が全くといっていいほどなかったため、周りを見返してやれたことは、かなりの嬉しさがありました。
しかし、同点での準優勝だったこともあり、あの場面でああしておけばという後悔がつのるレガッタでした。
現在は同期の藤野と乗っていますが、日々喧嘩しながらも、人間的に波長が合うため、いい雰囲気で乗れていると思います。
本戦は4回生ペアが勝負を決めるという強い気持ちを持って臨んでいきます。
長くなりましたが、最後に4年間支えてくださったスタッフの方々やOB OGの方々、そしてなにより金銭的に余裕があるわけでもないですが4年間何も言わずに支えてくれた家族に感謝を伝えたいです。
本戦までまだまだありますが、是非とも優勝にむけて同志社ヨット部を背負って最後まで成長しますので、何卒応援のほど宜しくお願い致します。
失礼します。

<本日の活動内容>
本日は1-9m/sの中、一日中練習を行いました。強風で帆走練習やスタート・コース練習を行いました。

<来ハーバーOB>
昭和58年卒 水上氏

<全日本スナイプ級ヨット選手権大会 最終成績>
10月15-20日まで葉山にて行われた全日本スナイプ級ヨット選手権大会にOBの西居氏と共に白田が出場致しました。

-10R(全72艇中)
27位 西居氏・白田
(25-9-11-8-7-5-33-27-14-33)172点→カット後106点