同志社大学体育会ヨット部

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活動報告

活動報告

2024
07/06
Saturday
2024/07/06 Saturday

お疲れ様です。

 4回生マネージャーの野村です。

 前回のブログで、レースシーズンに向けて、自分自身が感じる違和感を積極的に伝えていくことを意識すると記しました。そのため、レースを経て改めて感じたことを本文に収めたいと思います。

 マネージャーとしてプレーヤーをサポートする上で、「身の回りの環境整備」、「自他の健康」、「円滑な練習運営」の3つに力を入れていることを3回生のときのブログで述べました。しかし、これは全員で取り組んで成立することだと最近は強く感じています。

 近年の活動を見ていると、1番近くでサポートしている身として、正直『心から応援したいチーム』と言うことができるのか疑問を抱かざるを得ません。技術面における向上心は、どの部活にも負けないと断言出来ます。部員全員が積極的に改善点を見出し、着実に成長を遂げています。それぞれの努力は強く感じますが、沖以外でも総合優勝をビジョンに全員が動くことが出来ているのでしょうか。その場その場で気合を入れて動くことが総合優勝への切符なら、とっくに目標は達成されているでしょう。

 組織として活動し、大きな目標を掲げる以上、技術の向上だけでなく、1人1人が自身の内面と向き合い、同時に客観視することで、かけがえのないものを得ることが出来ると考えています。例えば、傲慢な態度、人や環境への感謝・敬意のなさ、レースを振り返ったノートの生半可な内容、人のせいにする癖等から見直すことが必要だと思います。レース期間中、クラスミーティングに参加していたマネージャーから、英語を取ったことに対して、深刻に捉えているのか分からないという声も少なくありませんでした。

 多くの人の支えで成り立つ同志社大学体育会ヨット部は、『心から応援したいチーム』であることが必須条件だと考えています。今、私達が本気で向き合っている活動に対して、同じ熱量で本気のエールを送ってくださる人が沢山いて下さいます。多くの人の期待を背負ってセーリングをしていること、想像の何倍も多くの人に支えられて競技を楽しむことが出来ていることを自覚して行動して欲しいと思います。

 マネージャーは、プレーヤーに寄り添い、鼓舞すべき立場であるため、このブログの内容はマネージャー失格だと思われる方もいらっしゃるかもしれません。ですが、私自身、本気で総合優勝を目指しています。本気であるからこそ、現状に大きな危機感を抱いています。せめて、このブログを読んでいる部員にだけでも私の気持ちを知ってもらえればと思います。

 来週は早稲田大学との定期戦が行われます。これまでのレースで得た沢山の学びを発揮する絶好の機会です。セーリングを通じて早稲田大学ヨット部との交流を深め、この定期戦が、部員全員にとって刺激になることを楽しみにしています。

<本日の活動内容>

 本日は、1-6m/sの風の中、470級は、帆走、マーク回航、スタート練習、スナイプ級は、帆走、コース練習を行いました。

 本日は、天候の変化が忙しない中ではありましたが、早稲田大学との定期戦までの少ない練習時間を、充実したものにすることが出来ました。

<来庫スタッフ>

中村コーチ