同志社大学体育会ヨット部

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活動報告

活動報告

2024
10/29
Tuesday
2024/10/29 Tuesday

お疲れ様です。

 4回生スナイプ級クルーの川内です。

 いよいよインカレが目前に迫り、緊張を感じつつも、レースに向けて気持ちが高まっています。総合優勝に向け、自信を持って挑むことのできた昨年の小戸インカレでしたが、それでもなお、優勝には届かなかったあの時の絶望は、今でも鮮明に思い出されます。素晴らしいヨットの技術とリーダーシップでチームを引っ張ってくださった先輩方が引退され、また1からインカレに向けて走り出さなければならなかった新チーム結成当初は、非常に苦しい期間でした。

 この1年は、昨年までの反省を踏まえ、「力舞駆(かぶく)」というスローガンを掲げ、活動してきました。このスローガンは、チーム全員で「力」を合わせて、インカレ総合優勝という最高の「舞」台を目指して、1年間全力で「駆」け抜けるという意味です。また、これは歌舞伎の語源である「傾く」に当て字をしたもので、それまでの常識に囚われない、という意味も持ち合わせています。これまでと同じように活動してもインカレ総合優勝には届かないと考え、ヨット部の伝統を引き継ぎながらも、新たな取り組みも試行錯誤しながら取り入れてきました。特に、小規模遠征を増やし、何度も他水域のレースに参加したことは、大きな効果を感じています。これまでは、インカレが終わってから、他水域の大学と直接対決出来るまで、長い期間が空いていました。今年は、レースに出て全国のライバルとの実力差を測りながら、その時出た反省を元に練習することで、着実にレベルアップすることができました。苦しい状況から始まった今年のチームですが、定期戦やレースシーズンで少しずつ結果が出始め、江の島で最終調整を行っている今、インカレに向けて自信を持って挑めるチームになったと感じています。

 このような今年1年の活動は、決して現役だけの力では成り立たず、沢山の方々の支えがあってのことでした。日頃より多大なる支援をいただいております、鯨会のOB・OGを始めとするスタッフの方々、ご家族の皆様には、深く感謝申し上げます。決して当たり前では無い、素晴らしい環境で、何不自由なく活動させていただきました。

 過去の写真や映像を何度も見て、憧れ続けたインカレ総合優勝ですが、今年こそは夢を現実にし、支えてくださった全ての方々へ恩返しができるよう、全力で戦って参ります。

<本日の活動内容>

江の島では、3〜7m/sの北東の風の中、470級は帆走、スナイプ級は帆走とコース練習を行いました。

 今日は気温13℃、大雨のサバイバルなコンディションの中での練習でした。

 先週のフリートレースの反省を活かしインカレへ向けて最終調整に力を入れていきます。

<来ハーバースタッフ> 

兵藤監督

<来ハーバーOB>

R6卒 大石氏

<ごっちゃん>

R6卒 大石氏:お菓子