同志社大学体育会ヨット部

お問い合わせ

活動報告

活動報告

2025
09/13
Saturday
2025/09/13 Saturday

お疲れ様です。

 1回生470級クルーの二見です。

 ヨット部に入部して4ヶ月、470級クルーとして日々の練習を重ねてきました。最初のうちは右も左もわからず、ヘルムスマンの指示についていくのがやっとでしたが、回数を重ねるごとに徐々に艇の動きや風の読み方を体で感じられるようになってきました。特に、タックやジャイブといった基本的な動作がスムーズにできるようになったことは、大きな成長だと感じています。

 この夏合宿で私が最も頑張りたいのは、艇上でのあらゆる動作を極めることです。まずは、動作を完璧に反復をすることと、無駄を無くすことを意識していきます。これまでの練習では、軽風時のロールタックや、強風下でのトラッピーズタックなど、特定の動作のみに意識が集中しがちでした。夏合宿では、どのような状況においても自分の役割を安定してこなせるようになることを目指します。艇のバランスを常に最適に保ちながら、タックやジャイブ、そしてスピンの上げ下ろしといった一連の動作を、スムーズに、無駄なく行えるようになりたいです。これによって、ヘルムスマンがよりセーリングに集中できる環境を作り出し、チームとしてのパフォーマンスを向上させます。

 次に、スピンの出し入れを極限まで速くすることです。夏の軽風から強風まで、様々なコンディションでスピンの運用は艇のスピードを大きく左右します。特に、スピンの出し入れにかかる時間は、レースの勝敗を分ける重要な要素です。夏合宿では、スピンを上げる際のポールとシートの引き込み、そして下ろす際の回収を、とにかく速く行うことを目標とします。ヘルムスマンとのアイコンタクトや声かけを密に行い、お互いの次の動きを完全に予測し合うことで、艇を止めないことを意識したいです。

 この夏合宿は、私が次のステップに進むための重要な機会です。厳しい練習を通して技術を磨くことに専念したいと思います。

<本日の活動内容>

 唐崎では1-3m/sの風の中、帆走練習、マーク回航を行いました。午前は風が弱く、また雷の影響により陸上で整備やミーティングを行いました。スナイプ級の遠征組が唐崎に戻り、全員が揃った状態での練習となり、お互いがこれまでの約1ヶ月で学んだことを共有し合える、有意義な時間となりました。

 江の島では2-5m/sの風の中、帆走、目標マーク、マークラウンディング、合同コース練習を行いました。南風の軽風で、波長が短く、乗り越えにくい波が立っていました。そのため、船が止まりやすく、難しい海面でした。午後からは早稲田大学が運営する合同コース練習に参加させていただき、かなり多い艇数の中でレースをすることができ、貴重な経験となりました。江の島で練習できるのは明日までのため、全日本インカレに向けて、少しでも多くのことを得られるよう取り組んでまいります。これからも熱いご声援の程、よろしくお願いいたします。

<来庫スタッフ>

兵藤監督

<来庫OB>

S52卒 松本氏