同志社大学体育会ヨット部

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活動報告

活動報告

2025
10/30
Thursday
2025/10/30 Thursday

 お疲れ様です。

 4回生スナイプ級ヘルムスマンの西内です。

 いよいよ明日から現役最後のインカレが始まります。

 まずお父さんとお母さん、ヨットという競技を私に教えてくれてありがとう。私はこの競技を通じてたくさんの学びや新しい自分に出会えました。目標に向かって地道に努力することの大切さ、チームを背負い仲間と切磋琢磨することの素晴らしさを学び、自分がこんなにも負けず嫌いで、勝った時の2人の笑顔が大好きで、そのために底知れない努力ができる自分にも出会えました。悔しい時も、苦しい時もいつも陽気でおおらかに励ましてくれる父と、いつも私だけでなく同期や部員を心配してくれる母が両親であることはこれまでもこれからも私の誇りです。

 そして、私は今年チームの象徴として精一杯努力しました。恩師であり憧れの人である坂本先輩とのご縁からこのチームの門を叩き、選手として4年間、主将、チームリーダーとしてこの1年間本気でこの部活動に打ち込み、これまでの人生で最も濃く最も成長する時間を過ごせたと自信を持って言えます。

 また、この4年間、本当に沢山の素敵な出逢いがありました。川内先輩、後輩の野中、スタッフの方々や猪突猛進で不器用な私を受け入れてくれる同期にも恵まれ、両親だけでなくこの組織で出逢った方々と共に本気で勝ちたいと毎日思える仲間に出会えたことも私にとってかけがえのない財産になりました。

 主将とチームリーダーを務めさせていただいたこの1年間は苦難の連続でした。応援してくださる方の期待に応えるべく、主将である自分自身の在り方に悩み、私のモットーである「速いセーラーである前に良いセーラーでありなさい」の「良いセーラー」の姿を追い求める日々は楽しくも厳しいものでした。この幾度とない壁に立ち向かえたのは間違いなくこの組織の人々の支えがあったからです。私の人生で最も熱狂できたこの競技もとうとう最後の大会が明日から始まります。私は胸の高鳴りが止まりません。頼もしい後輩と同期の努力が形になることを信じていますから。尋常でない寒さの冬の琵琶湖、藻を交わしながら練習し続けた日々、徹底的に管理された陸上の組織力、その全てが作った自信が私たちの背中を4日間押し続けてくれることを本気で信じています。

 長くなりましたが、最後にマネージャーの田村と青木へ、4年間本当にありがとう。このヨット部がインカレ総合優勝を目指せるのは間違いなく2人をはじめマネージャーさんがいたからです。チームリーダーの僕が海上でお願いした無理難題の練習内容も工夫し、最高の練習環境を作ってくれたこと本当に感謝しています。喧嘩もしたし笑い合ったし2人の存在が僕の原動力になっています。最後まで共に走りきろう!

 私は最終日の最終レースまで主将として、チームリーダーとして、チームのエース艇として最後までこのチームを引っ張ります。この4日間も私にとっての「良いセーラー」の姿を追求し続けます。

<本日の活動内容>

 本日は計測と艇チェック、江島神社にて参拝を行いました。サポートメンバーも本日から合流し、明日から始まるインカレでチーム全員で勝ち切れるよう、1日を通して入念に準備を進めました。1年練習してきた成果を思う存分に発揮できるよう、チーム全員が各々の役割を全うし、取り組んでまいります。

<来ハーバースタッフ>

兵藤監督

山田コーチ

<ごっちゃん>

R7卒 西山氏:ゼリー飲料

西内家:お菓子

2025
10/29
Wednesday
2025/10/29 Wednesday

 お疲れ様です。

 4回生470級クルーの向井です。

 大学に入ってヨット競技に出会えたことを、本当に幸せに思っています。4年前、何も知らなかった私が「全日本インカレ総合優勝」という大きな目標に向かって挑戦し続けることができたのは、ひとえにヨット競技そのものの魅力があったからだと思います。

 自然を相手に、刻一刻と変化する環境の中で予測し判断する難しさ。一つひとつの動きが艇のスピードに直結する繊細さ。そして艇内でのコミュニケーションの重要性。勝敗を左右する要素が数多くあり、追求できる奥行きの深さこそが、この競技の最大の魅力だと感じています。その魅力に惹かれ、仲間と共に全力で挑み続けた日々は、私にとってかけがえのない時間でした。刺激に満ち、挑戦と葛藤の連続だった4年間をこのヨット部で過ごせたことは、何ものにも代えがたい財産です。

 そしてこの場をお借りして、支えてくださったすべての方々に感謝をお伝えしたいと思います。この4年間、多くの方々の支えがあったからこそ、私は数え切れないほどの挑戦をし、どんな時でも前を向き続けることができました。様々な形で私たちの活動を支援してくださったOB・OGの皆さま、保護者の方々。未知の競技に挑む私をいつも温かく応援してくれた両親。ヨット競技の奥深さと面白さを教えてくださった尊敬すべき先輩方。それぞれが自分の役割を理解し、チームの色を出しながら最後まで共に走ってくれた後輩たち。そして、私たちのために常に最善を尽くしてくださる監督・コーチ陣。何より、時にぶつかり時に笑い合いながら「全日本インカレ総合優勝」という目標に向かって歩んできた同期。このような最高の仲間と環境の中でインカレを迎えられることを、心から嬉しく思います。

 すべての出会いに感謝し、最後の一瞬まで全身全霊でレースに臨みます。これまでのご指導・ご支援に深く感謝するとともに、引き続きご声援のほどよろしくお願いいたします。

<本日の活動内容>

 本日は江の島で7-10m/sの風の中、両クラスともに帆走、マーク回航を行いました。

 本日がインカレ前最後の練習日でした。良い風が吹く中、集中して練習に取り組み、インカレに向けてより一層気持ちが高まる1日となりました。明日からはサポートメンバーが合流します。部員一丸となってインカレに臨めるよう努めます。

<来ハーバースタッフ>

兵藤監督

山田コーチ

<海上OB>

R6卒 大石氏

2025
10/28
Tuesday
2025/10/28 Tuesday

 お疲れ様です。

 4回生470級クルーの後藤です。

 4年前の春、同志社大学体育会ヨット部という組織にご縁を感じて入部してからの月日は、本当にあっという間でした。気がつけば、集大成である全日本インカレ団体戦が3日後に迫っています。

 振り返ると、私と同志社大学体育会ヨット部とのご縁は中学生の頃から始まっていたように思います。オプティミスト級時代、私は「3119」という船に乗っていました。その船はセーリングスクールの先輩から代々引き継がれていたもので、驚くことに最初のオーナーはヨット部のOBさんでした。高校生になってもヨットを続けたいという思いから、地元でヨット部のある高校に進学しました。そこで熱心にご指導くださった顧問の先生も、OBさんでした。高校1年生のとき、先輩と一緒に唐崎の艇庫を見学させていただいたことがあります。大学生の合宿を見て、こんなにも規則正しい集団生活を送り、毎日密度の高い練習を行っている人たちがいるのかと衝撃を受けました。全員が同じ目標に向かってそれぞれの役割を果たす姿に、強い憧れを抱いたのを今でも鮮明に覚えています。また、このとき一緒に見学をした高校の先輩に、大学でも私の先輩として5年に渡ってペアを組んでいただきました。こうして振り返ると、本当に素敵なご縁に恵まれ、この組織の一員として個人の目標、そしてチームの目標に向かって活動できたことを心から幸せに思います。

もう一つ、私が幸せだと感じているのは、2年間にわたって会計・主務として部の運営に携わり、貴重な経験を積むことができたことです。水上会長や加藤運営委員長をはじめ、多くの鯨会の皆さまや学校関係者の方々とともに、年間約2,500万円の予算を組み、限られた中でどのように費用を配分するかを考える日々を過ごしました。社会に出る前にこうした経験ができたことは、私にとって大きな財産です。また、全員が納得して部費を払えるように、徴収額の内訳や使途、年間会計の説明を行うように心がけました。この経験を通して、共通認識を持つことの大切さや、相手の立場に立って配慮する姿勢の重要さを学びました。今後も、相手の目線に立って説明や提案を行うことを大切にしていきたいと思います。仕事内容は決して簡単ではありませんが、少しでも部の役に立てていたなら嬉しく思います。

 みんなへ。以前のブログでも紹介した『置かれた場所で咲きなさい』という本の中に、「どうしても咲けない時もあります。雨風が強い時、日照り続きで咲けない日。そんな時には無理に咲かなくてもいい。その代わりに、根を下へ下へと降ろして根を張るのです。次に咲く花が、より大きく美しいものとなるために。」という言葉があります。この3年間、インカレ総合優勝や女子イン完全優勝という大きな花を咲かせることはできませんでした。しかし、同期や後輩のみんながどんな天候であっても、どんなに結果が伴わなくても、海でも陸でも努力を重ね続けてきたことを私は知っています。江の島という決戦の地で、それぞれが自分の役割を果たし、チーム全員で大きな花を咲かせられるように、最後までベストを尽くしましょう。

 監督、コーチ、そして鯨会の皆さま。日頃より温かいご支援とご声援を本当にありがとうございます。金銭的なご支援だけでなく、現役のためにご自身の時間を削ってまで熱心にコーチングや応援をしてくださる皆さまのおかげで、私たちの部は活動を続けることができています。各大会の地で同志社マークの旗を振りながら応援してくださるOB・OGの皆さまの姿を見ると、安心感と同時に「応援を力に変えよう」という気持ちが自然と湧き上がり、いつも以上に気合いが入りました。心から感謝申し上げます。

 そして家族へ。どんな時でも変わらず応援し続けてくれてありがとう。役職に就いてからの2年間は、ストレスや寝不足で体調を崩すことも多くありましたが、寄り添い、話を聞き、的確なアドバイスをくれたおかげで何度も助けられました。不自由なく4年間部活動に打ち込める環境を整えてくれたこと、本当に感謝しています。

 長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。これまで関わってくださったすべての方々に、心より感謝申し上げます。

<本日の活動内容>

 本日は江の島で2-4m/sの風の中、470級は帆走、マーク回航、スナイプ級は帆走、マーク回航、コース練習を行いました。

 午後は風が弱かったため、新しいセールを使い帆走を中心に練習を行いました。インカレに向けて、各艇が最終調整を行っています。

<来ハーバースタッフ>

兵藤監督

山田コーチ

<来ハーバーOB>

R6卒 大石氏

2025
10/27
Monday
2025/10/27 Monday

 

お疲れ様です。
4回生スナイプ級ヘルムスマンの山﨑です。
私は、地元のヨットクラブで先輩方が活躍される姿を見て強い憧れを抱き、同志社大学体育会ヨット部に入部しました。この4年間を振り返ると、楽しいことだけでなく大変なことも多くありましたが、個性豊かな同期や頼もしい後輩たちに支えられながら活動を続けることができました。
また、ヨット部での活動を通して、セーリングスキルだけでなく、1人の人間としても大きく成長できたと感じています。40人を超える部員と艇庫で共同生活を送る中で、協調性や思いやり、そしてリーダーシップの大切さを学びました。時には意見が食い違うこともありましたが、お互いをリスペクトしながらひとつの目標に向かって進む経験は、社会に出ても必ず活きると確信しています。
さらに、同志社大学体育会ヨット部の伝統行事であるオックスフォード定期戦では、海外の学生との交流を通じて、異なる文化や価値観を尊重し合う大切さを実感することができました。こうした貴重な経験の数々が、私の人生を豊かにしてくれたと感じています。
そしていよいよ、4年間の集大成となる全日本インカレが目前に迫っています。現役最後の大会ということで緊張もありますが、それ以上に、これまで積み上げてきた努力を全て出し切ることのできる喜びと期待の方が大きいです。これまで多くのご支援や温かい応援をくださった鯨会をはじめ、スタッフ、保護者の皆さまへの感謝の気持ちを胸に、最後の一瞬まで諦めることなく、私らしいセーリングをしたいと思います。
今後ともご指導・ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。

お疲れ様です。

 4回生マネージャーの田村です。

 本日、全日本インカレプラクティスレースが終了し、この代で挑むレースは残すところ全日本インカレのみとなりました。

 入部当初は、学生生活最後の時間を、1つの目標に向かって努力できる環境で過ごしたいという思いから、ヨット部への入部を決意しました。

 大学で初めて触れたヨット競技は、想像以上に奥深いものでした。特に沖運営では、風を読む感覚も掴めぬまま、変化の激しい琵琶湖で感覚的に打ったマークが何度も指摘される日々を繰り返しました。それでも、新しい世界に飛び込めたことへの高揚感を原動力に、めげずに取り組み続けた過去の自分を、今では誇りに思うとともに、思った以上にタフだったのだと感じています。

 そして何より、マネージャーというモチベーションの保ちにくい立場にありながらも、誰かのために惜しみなく時間を注げたこの4年間が、自分にとってかけがえのない経験になりました。その背景には、活動を応援してくださる方々や、共に頑張る仲間の存在が常に身近にあったことがあります。

 全日本インカレ総合優勝という高い目標を掲げて日々練習に励むことは、想像を超えるほど困難でした。琵琶湖ではなかなか安定した風が吹かず、近年では藻の影響もあり、思うように練習が行えない日も多くありました。全国の舞台で結果を残している早稲田大学や日本大学に歯が立たないのではと不安になる瞬間もありました。また、結果が出ずに悩むプレイヤーの姿を、レスキュー上や成績分析を通して何度も見てきました。私自身もこの部活動を通して多く悩み、落ち込むことがありましたが、それでも真摯に練習に励み、努力を重ねる仲間の姿を間近で見守れるこの環境が、心の底から大好きです。

 そしていよいよ、私が応援できる最後のレースが目前に迫っています。少し寂しい気持ちもありますが、それ以上に、ここまで一緒に戦ってきた仲間を誇りに思う気持ちが大きいです。サポートメンバーとして、誰よりも丁寧に、そして真摯に、選手たちが最高のパフォーマンスを発揮できるよう、最後まで全力で向き合っていきます。

 残された限られた時間、チームの一員として、プレイヤーと共に最後まで足掻き抜きます。少しでも力になれたらという思いを胸に、仲間の背中を全力で押しながら、自分らしくこの舞台を見届けます。どうぞ最後まで、温かいご支援・ご声援のほどよろしくお願いいたします。

<本日の活動内容>

 唐崎では0-1m/sの風の中、帆走練習を行いました。午後は風が落ちてしまったため、インカレに向けて準備を進めました。インカレ本番でしっかりとサポートできるよう、本番まで着実に準備を進めてまいります。

 江の島では3-7m/sの風の中、全日本インカレプラクティスレース2日目が開催され、3レースが実施されました。大きなフリートでのレースはインカレ前最後でした。今大会で出た課題を各艇が分析し、インカレ本番では必ず修正できるよう、残された時間を有効に活用します。

<来庫スタッフ>

兵藤監督

<来ハーバースタッフ>

中村コーチ

内貴コーチ

山田コーチ

<来ハーバーOB>

H9卒 後藤氏

R7卒 西尾氏

2025
10/25
Saturday
2025/10/25 Saturday

 お疲れ様です。

 4回生470級ヘルムスマンの田原です。

 この4年間、このような恵まれた環境で活動させていただいたことに心より感謝申し上げます。

 私は高校生の時、大学でヨットをするなら私の現状の実力よりも高いレベルのチームに入って成長したいと考え、同志社大学に入学しました。実際にヨット部に入部してみると、私が考えていた成長よりも何倍も高い基準で勝ちにこだわっている先輩やコーチの方がおり、衝撃を受け、日本一を目指すことの厳しさを身に染みて感じました。ヨットの技術でも、人としても未熟な私にご指導いただいたことに大変感謝しております。この4年間で成長した姿を、全日本インカレで総合優勝するという形で見せられるように頑張ります。

 最後の全日本インカレまで、残り時間が僅かとなっており、闘争心が湧くと同時に緊張しています。最初の2回はサポートメンバーとして臨み、昨年初めてレースメンバーとして出場しました。サポートメンバーとしても悔しさは感じていましたが、去年実際にレースに出場し、戦って負けたことで1・2回生の時とは比べ物にならないほどの悔しさと無力感に襲われました。

 この1年間、総合優勝するために必要なことを身につけようと全員で努力してきましたが、大きな基準となる夏の遠征ではチームのほとんどが思い描いた結果を出せずに終わってしまいました。その悔しさを晴らすためにも、1年間の集大成となる全日本インカレで総合優勝という目標を達成できるよう、残りの時間で最大限成長できるように努めます。

 日頃よりお世話になりました、監督、コーチの方々、鯨会の方々のサポートのおかげで毎日の練習や遠征に行くことができ、これまで貴重な経験をさせていただきました。4年間、たくさんのご支援をいただきありがとうございました。総合優勝にむけてチーム一丸となって取り組みます。

<本日の活動内容>

 江の島では、7-10m/sの風の中全日本インカレプラクティスレースが開催され、3レースが実施されました。両クラスともに100艇ほどがエントリーする大規模なレースで、艇数が多い中、インカレを想定し実践的なレースに参加できました。明日も強風が予想されます。インカレに向けてできる限り多くの学びや情報を得られるよう引き続き集中して取り組んでまいります。

 唐崎では1-5m/sの風の中、両クラスともに帆走練習、マークラウンディグングを行いました。風が大きく振れる中での練習でしたが、混戦を作り、それぞれがマーク付近のタクティクスを考えながら乗る練習となりました。明日は唐崎での代交代前の最後の練習となるため、気を引き締めて取り組んでまいります。

<来ハーバースタッフ>

山田コーチ

<来ハーバーOB>

H9卒 後藤氏

H10卒 村岸氏

R7卒 西尾氏

<ごっちゃん>

野中家:ドーナツ

2025
10/24
Friday
2025/10/24 Friday

 お疲れ様です。

 4回生スナイプ級クルーの江見です。

 いよいよ全日本インカレまで残り1週間となりました。昨年の全日本インカレ後のブログでは、1年間できること全てをやり尽くすと決めました。1年を振り返って、もちろん上手くいかないこともありましたが、全力を尽くしてきたことは間違いないと言えます。

 早稲田戦や夏の関東遠征で練習環境の差を目の当たりにし、不安や焦りを感じることもありました。しかし、大切なのは勝てる理由もたくさん作ってきたことだと思います。私たちの代は3年連続準優勝を経験し、毎年なぜ負けたのかを考えて修正しましたが、悔しい思いを繰り返してきました。そのため、何かを変えなければならないという思いで、今年は新しいことに挑戦してきました。主将の西内を中心に水域を巻き込んで合同コース練習を行ったこと、練習場所にあわせてチーム全員で練習メニューを考えたこと、朝のハイクアウトトレーニングや、時には沖飯を導入したこと、夏に葉山遠征をし、関東のOBさんやトップセーラーにコーチングをしていただいたこと。取り込んできたことが正解だったかは結果が出るまで分かりませんが、勝つために試行錯誤を繰り返したことは必ずレースで自信になります。この自信を胸に、最終日の最終レースまで戦い抜き、総合優勝を掴めるよう残りの1週間全力を尽くします。

 同期のみんな

1年間決して楽ではなかったと思いますが、今希望があるのは確かです。全力でぶつかってきた分、必ず結果がついてくると信じています。残りの時間全てを捧げて総合優勝を取りに行きましょう。

 後輩のみんな

今まで頑張ってくれて本当にありがとうございます。後輩のみんなにはたくさん刺激をもらったし、このような後輩と過ごせたことを誇りに思います。総合優勝のためにはみんなの力が必要です。レースで最高の走りを見せてくれることを期待しています。

 マネージャーのみんな

毎日のご飯三食に海上での練習運営、レースの成績分析やSNSの運用、他にも私たちが気付いていないところまで本当にたくさんの時間を私たちのために使ってくれて、感謝してもしきれないです。マネージャーの努力も報われるよう、全力で挑みます。

 監督、スタッフ、OB・OGの方々

いつも多大なサポートをしていただき誠にありがとうございます。お仕事の合間に唐崎や遠征先に駆けつけてくださる度に私たちは成長することができました。同志社大学体育会ヨット部が高いレベルで戦い続けられる理由はまさにOB・OGの皆様のおかげです。結果で恩返しできるよう精進してまいります。

<本日の活動内容>

 江の島では4-10m/sの風の中、470級、スナイプ級共に帆走練習とコース練習を行いました。江の島に来て、他の大学と走り比べたり、実際にコース練習に参加する機会もあり、有意義な練習となりました。明日から2日間プレインカレになりますが、結果に一喜一憂することなく、1週間先のインカレに繋がるレースをしてまいります。

 唐崎では1-3m/sの風の中、帆走練習、スタート練習を行いました。午前の風待ちではインカレのサポートメンバー間でのミーティングを入念に行いました。インカレに向けてチーム一丸となって挑めるよう全員で準備を進めてまいります。

<来庫スタッフ>

兵藤監督

<来ハーバースタッフ>

山田コーチ

<来ハーバーOB>

H9卒 後藤氏

<海上OB>

R6卒 大石氏

2025
10/23
Thursday
2025/10/23 Thursday

 お疲れ様です。

 4回生スナイプ級クルーの柳本です。

 4年間という短い期間でしたが、このような素晴らしい組織に在籍できたことを心より感謝しております。先輩方の勝ちにこだわる姿勢やひとつのことに打ち込む姿勢は、これまでの私の人生ではあまり考えてこなかった部分であり、多くを学ばせていただきました。

 まず初めに、これまでの活動は決して現役だけの力では成り立たず、多くの方々の支えがあってのことでした。日頃より多大なるご支援をいただいております監督、鯨会のOB・OGをはじめとするスタッフの方々、ご家族の皆様に深く感謝申し上げます。決して当たり前ではない、素晴らしい環境で何不自由なく活動させていただきました。

 現在、目標としている全日本インカレまで残り8日間となりました。これまでの3年間、素晴らしい先輩方に恵まれ、この大会で優勝することだけを考え、練習に取り組んでまいりました。しかし、どの年も目標に届かず、私たちの代まで来てしまいました。今年度はこれまでと同じように活動しても、全日本インカレ総合優勝には届かないと考え、「Re:wind」というスローガンを掲げました。ヨット部の伝統を引き継ぎながらも、新たな取り組みを試行錯誤しながら取り入れてまいりました。特に長期の夏季遠征では、関東の他大学とのコース練習や合同練習を常に良いコンディションの中で行うことができ、自分たちのレベルアップにつなげることができました。また、数多くのOBの方々に練習にお越しいただき、技術向上を図ることができました。

 この残り8日間、私たちは最後の調整に全力を注ぎます。これまで積み重ねてきた練習、同期や後輩、そして支えてくださった全ての方々への感謝を胸に、レースに臨みます。必ず全日本インカレ総合優勝という目標を達成し、この素晴らしい組織に恩返しをしたいと思います。

 最後になりますが、共に戦ってきた仲間たち、後輩たち、そして全ての関係者の皆様に、改めて感謝を申し上げます。残された時間を大切に、悔いの残らないよう、全力で戦い抜く所存です。引き続き、温かいご声援のほど、よろしくお願い申し上げます。

<本日の活動内容>

 本日は6-11m/sの風の中、470級は帆走練習、スナイプ級は帆走練習とコース練習を行いました。本日から江の島に事前遠征に来ています。積み下ろしの後の練習でしたが、恵まれた風の中練習をすることができました。スピードチェックと動作面を中心に確認を行い、今後の練習で改善するべき課題を発見することが出来ました。インカレまで残り日数が僅かのためチーム全体で優勝を勝ち取れるよう練習していきます。

<来ハーバースタッフ>

山田コーチ

2025
10/19
Sunday
2025/10/19 Sunday

 お疲れ様です。

 4回生470級ヘルムスマンの今井です。

 最後のブログということで、まずは4年間を振り返っていきます。長いようで短かった4年間のヨット部生活も終わりが見え始め、4年前の自分と比べると大きく成長できた自信があります。最初は、厳しい集団行動に慣れず周りに迷惑をかけることが多く、多くの先輩方にご迷惑をおかけしていました。今になって集団行動の大切さ、ヨット競技においてチームで活動することのメリットを強く感じています。大学のヨット部では、高校のヨット部では考えられないほどの緻密に計算された段取り、日頃から整頓された生活環境、1分1秒をヨットに費やす貪欲さ、全てが日本一のレベルで統一されています。この経験は社会に出てからも必ず役に立つと信じています。今年は、様々な大きい大会に出場し、全国のトップ選手と戦う機会がありました。

 特に印象に残っているのが早稲田戦です。チームとして初めて早稲田と戦う機会でしたが、海上では手も足も出ず、陸上でも早稲田のヨットに対する姿勢や合宿所の環境などを見て愕然としたことを覚えています。そこから、早稲田に負けたくない、全日本インカレで優勝したいという思いが一層強くなり、練習中に早稲田に負けたことを思い出して取り組むようになりました。その全日本インカレがもうすぐそこまで来ています。

 私たちの代は一度も優勝した経験がなく、同志社大学としても長年、優勝を掴むことはできていません。入部してからの3回の全日本インカレでは毎回早稲田の校歌がハーバーで響き、同志社の選手は毎年悔しい思いをしてきました。

 全日本インカレではチームとして現役だけではなく、鯨会の方々や、保護者の方々の思いも背負って戦いたいと思います。「全日本インカレは団体戦」とずっと言われてきましたが、幹部になって初めてその意味が分かりました。レースに出る12人以外のメンバーも等しくチームの一員であり、1点を争うレースメンバーであるということです。私が出場しても出場しなくても同じくらいチームに貢献できるよう残りの期間を全力で、1点にこだわって過ごしていきたいと思います。今年の全日本インカレでは、最終日の着艇後、江の島中にOne Purposeを響かせることができるようチーム全体で残りの期間を過ごしていきます。

 最後になりましたが、兵藤監督・中村コーチをはじめとするスタッフの方々、鯨会・保護者の方々の援助があってこそ、我々の活動は続けることができています。お世話になった方々に恩返しができるよう、4年間の雪辱を果たすことができるよう江の島で戦ってきます。

<本日の活動内容>

 本日は1-2m/sの風の中、470級はコース練習、スナイプ級は帆走練習、マーク回航を行いしました。本日は唐崎で全員揃って練習する最終日であり、実践的な練習を行うことを意識しました。風が大きく振れる中でしたが、対艇でコースを引く意識を持って行いました。それぞれのストロングポイントとウィークポイントを活かすことのできる練習をインカレまで頭を使って行ってまいります。

<来庫スタッフ>

兵藤監督

中村コーチ

<来庫OB>

S56卒 萩原氏

H25卒 西村氏

<ごっちゃん>

S56卒 萩原氏:衣類

2025
10/18
Saturday
2025/10/18 Saturday

 お疲れ様です。

 4回生マネージャーの青木です。

同志社大学体育会ヨット部で過ごした4年間は私にとって何物にも変え難いかけがえのない時間でした。体育会のマネージャーと看護学生の両立は、入部前に想像していたよりも何倍も大変で、思うように頑張れない自分に悔しさや不甲斐なさを感じることもありました。正直、もう辞めたいと思った日もあります。それでも、そのような日々の中で仲間と頑張ることの楽しさを知ることができました。消灯後に課題をしている時に声を掛けてくれたり、実習で休部している時に合宿帰りにごはんに誘ってくれたり、そんな仲間がいたから、私はここまで続けてこられたのだと思います。全日本インカレ総合優勝を目指してまっすぐ頑張るプレーヤーのみんなから、目標に向かって本気で取り組むことの格好良さを教えてもらいました。そして、いつもあたたかく楽しくいてくれたマネージャーチームの存在が、どんな時も私の心の支えでした。気づけば、ここで頑張りたいという気持ちが、看護の勉強を続ける原動力になっていました。マネージャーという立場でありながら、実は私のほうが何度も励まされ、支えられてきたのだと思います。心が折れそうなときも前を向けたのは、ここで出会った先輩・同期・後輩のおかげです。

 インカレに向けて、私にできることは恩返しだと思っています。これまで一番近くで、日々ヨットに向き合うプレーヤーの姿を見てきました。だからこそ、ともに過ごしてきた仲間や、時間を心の底から信じたいと思っています。すべての方への感謝を胸に、良いことも悪いことも共にしてきた仲間を信じ、最後のレースが終わるその瞬間まで、私は変わらずみんなを応援し続けます。

<本日の活動内容>

 本日は1-3m/sの風の中、470級は帆走練習、マーク回航、コース練習、スナイプ級は帆走練習、スタート練習、コース練習を行いました。振れの激しい北風の中で、特にマーク回航、コース練習を多く行い、タクティクスを意識した実践的な練習を行いました。インカレまで唐崎で全員で練習をするのは残り1日となっております。勝利につながる練習を明日も集中して取り組んでまいります。

<来庫スタッフ>

兵藤監督

中村コーチ

山田コーチ

<ごっちゃん>

濱田家:ドリンク