お疲れ様です。
2回生スナイプ級クルーの髙橋です。
夏合宿はレースメンバーが遠征に行っていたため、唐崎の2回生が1上となりました。長い夏合宿を過ごす上で、1上としていかに部や練習を回すことができるか、どのように自分たちの技術を向上させることができるかが大きな課題でした。毎クール見える場所に個人の目標を書き、それぞれの目標達成に必要な練習内容を考えたり、合宿の中日に達成度を共有したりすることで着実なレベルアップを図りました。初めて部や下級生を引っ張る立場に立ったことで多くの困難や不安がありましたが、同期と試行錯誤しながら無駄なく練習運営をすることができたと思います。
また、唐崎では2回生がヘルムスマンを担っていました。夏合宿の初めに掲げた目標にもあった通り、今年の夏はヘルムスマン技術を高めることに努めました。クルーとして乗っている時とは違い、最初は帆走をすることでさえもたくさんの課題が生まれました。しかし、1クールごとに着実に課題を克服し、スキルアップを図ることができました。特にスタートでは、クルーと乗っていた時とは違い、下のデンジャー把握、ポジション取りなど全て自分で決めなければならない立場になったことで、これまでとは違った視点でスタート練習に取り組むことができ、スタートの対しての意識が向上しました。
さらに、2週間前には女子インカレが行われました。事前のペアミーティングの際に、ヘルムスマンが周りを気にする事なく帆走に集中できる状態が1番前を走る可能性が高いと話していました。そのため、私はヘルムスマンがテルテールに集中できるようにすることを目標とし、これまでのレース経験で培った知識をもとに、ある程度のコース展開の提案をすることに挑戦しました。自分が引いたコースがレース展開に影響することは、これまで以上に自分がヨットレースに参加しているという実感が湧き、特に、前を走ったレースでは、自分がコース展開に還元できることを嬉しく思いました。それと同時に、たくさんの成功体験や失敗体験を積んだことでコースを引くことの難しさを感じ、ヨットレースについての知識をより深めていきたいと感じました。
今年の夏合宿を通じて学んだこと、経験したことを今後の自分自身の成長に繋げていけるようにこれからも努めてまいります。
<本日の活動内容>
本日は1-2m/sの風の中、午前はインカレに向けたミーティングをし、トレーニングを行った後に、470級はマーク回航、スナイプ級はスタート練習を行いました。インカレまで残された日数は少ないですが、チームでしっかりと課題や強みを洗い出し、より高いレベルに持っていくことができるよう努めてまいります。
<来庫スタッフ>
兵藤監督
山田コーチ
<ごっちゃん>
山﨑家:ゼリー飲料、お菓子












