お疲れ様です。
1回生470ヘルムスマンの占部です。
夏合宿が終わり、いよいよ全日本インカレまであと21日となりました。あっという間にこの時期を迎え、少し焦りを感じています。
その焦りは、夏合宿や全日本470で見つかった課題をまだ完璧に克服しきれていないことから来ていると思います。しかし同時に、この夏で大きく成長できたこと、自信につながったこともありました。
それは「スタートでのポジションキープ力」と「対艇へのアクション」です。これまで私は、スタートでスペースを確保できず加速が遅れてしまうことが多くありました。ですが、夏合宿やHOPE合宿でスタート練習・マッチレース練習に全力で取り組んだ結果、船のコントロールが格段に上達しました。
ボートを思い通りに動かせるようになったことで冷静さを保てるようになり、相手が仕掛けてきても瞬時に対応できるようになりました。加速のためのスペースも確実に確保できるようになり、練習ではスタートから出遅れることが減り、1上の順位安定につながってきました。とはいえ、まだレースでの実践はこれからです。まずは明日から始まる団体戦予選で、この夏で身につけたスタート力を発揮し、全レースで前を走れるように頑張ります。
団体戦予選では、結果にこだわって戦います。夏遠征の全日本470や女子インカレでは思うような結果を残すことができず、自分の未熟さを痛感しました。1上順位の低さやタクティクス面の課題、そして対艇意識の薄さなど、反省点が多く見つかりました。接戦には苦手意識がありますが、それを克服した時には自分の強みになっているはずです。まずは、夏合宿で磨いた混戦でのショートラウンディングの成果を発揮し、攻めのレースをしていきます。ヨットに年齢は関係ありません。1回生から全日本インカレレギュラーを目指し、全力で勝ちにいきます。
このチームで過ごせるのも、あと1ヶ月弱です。4回生の先輩方に少しでも恩返しできるよう、日々成長し、全日本インカレで活躍できるよう全力を尽くします。
<本日の活動内容>
唐崎では1-3m/sの風の中、帆走練習、スタート練習を行いました。少ない艇数での練習でしたが、特にスタート練習を多く行い、デンジャーラインやラインの把握を目標に行いました。人数が少ない中ですが、密度の高い練習を行えるよう取り組んでまいります。
羽咋では積み下ろしを行った後、2-5m/sの風の中、帆走練習を行いました。限られた時間での練習ではありましたが、琵琶湖とは違うコンディションの中で、良い練習となりました。また、明日から始まる団体戦予選に向け、艇の準備を入念に行いました。今までの練習の成果を存分に発揮できるよう、精進してまいります。
<来庫スタッフ>
山田コーチ
<来ハーバースタッフ>
兵藤監督














