同志社大学体育会ヨット部

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活動報告

活動報告

2025
11/09
Sunday
2025/11/09 Sunday

 お疲れ様です。

 今年度副将、470級チームリーダー、女子リーダーを務めさせていただきます、新4回生470級ヘルムスマンの出口です。

 昨年度の全日本インカレは、今後チームとして見直していくべき課題が明確になった大会でした。私自身、主力メンバーとしてチームに貢献できなかったこと、そして下級生たちが懸命に頑張る姿を外から見る時間が多かったことに対して、悔しさと申し訳なさを強く感じています。まずは、自分のセーリング技術を一から見つめ直し、より確かな実力を身につけられるよう努力していきます。

 今年度は、「現状を当たり前だと思わないこと」をテーマに活動していきたいと考えています。当たり前のことを当たり前にすることはもちろんですが、その“当たり前”が本当に最適なのかを常に自分に問いかけ、改善を積み重ねる姿勢を大切にしたいです。特に、整備やルールに関してはまだ課題が多く、細かな意識の差が大きな結果の差につながります。誰かがやってくれるではなく、自ら動けるチームを目指して、一つひとつの行動を丁寧に見直していきます。

 また、今年度の幹部は5人と少ない体制ですが、その分一人ひとりの意見を尊重し、下級生の声を積極的に取り入れていくことが重要だと感じています。意見を「聞くだけ」で終わらせず、「行動に移す」ことを意識し、全員でチームを動かしていける環境をつくります。全員が自分のチームだと思えるような組織づくりを目指し、来年の全日本インカレ総合優勝に向けて一丸となって挑戦していきます。

 最後になりますが、昨年度チームを引っ張ってくださった旧幹部の皆さん、本当にお疲れ様でした。先輩方が築いてこられたチームの基盤や、全日本インカレにかける強い想いを、私たちは確かに受け継ぎました。来年の西宮インカレで必ず結果を残し、先輩方の悔しさを晴らせるよう、全力で挑戦していきます。

 そして、日々の活動を支えてくださるスタッフの皆さま、鯨会の方々、保護者の皆さまに、心より感謝申し上げます。本年度も感謝の気持ちを忘れず活動してまいります。引き続きご指導・ご支援のほど、よろしくお願いいたします。

<本日の活動内容>

 唐崎では1-4m/sの風の中、両クラス共に帆走練習、マークラウンディング練習を行いました。強風が吹き続けるようなコンディションではなかったものの、今までヘルムスマンをしたことのないクルーがヘルムスマンをするなど、今までにない感覚をつかめるように取り組みました。新体制になって最初の合宿でしたが、各々が元気を出してしっかりと成長に繋がるような練習ができました。

 江の島では3-5m/sの風の中、1レースが行われました。風向、風速共に安定せず風待ちの時間の中で風の傾向を掴むため、帆走練習を行いました。今回のビッグフリートレースでの経験をこれからの唐崎での練習でも活かせるよう、チームで話し合い取り組んでまいります。

<来ハーバーOB>

H28卒 山田氏

R7卒 西尾氏

R7卒 小菅氏

旧幹部 山﨑氏

2025
11/08
Saturday
2025/11/08 Saturday

 お疲れ様です。

 今年度主務を務めさせていただきます、新4回生470級クルーの関端です。

 江の島のハーバーを出てから、全日本インカレについて、今後について、そして自分自身についてずっと考えていました。様々な感情が入り混じり、簡単に整理がつくものではありませんでした。現役部員の中にも、同じような想いを抱えている人が多いのではないかと思います。しかし、私たちには時間がありません。前を向いて走り出さなければなりません。

 今年度は主務として、部の運営を責任を持って全ういたします。4回生は5名と少数ですが、予算や年間スケジュールの管理、諸問題への対応、チーム運営、スタッフの方との連携、鯨会の皆様との連携など、やるべきことは多岐にわたります。大変忙しい1年になることは間違いありません。それでも、その中で常に立ち返って考えたいことがあります。全日本インカレ総合優勝を成し遂げるチームとは、素直に考えれば、セーリングの技術が高い選手が多いチームであるということです。幹部としての責務を果たす一方で、私は一選手としても成長し続けなければなりません。そのために、日々の練習にこれまで以上に妥協なく取り組みます。これまで自分の課題から目を背けていた部分もあると思います。細かいルールの理解をはじめ、徹底的に穴のないように自分のセーリングを仕上げ、上手い選手の考え方や動きを積極的に学び、取り入れていきたいと思います。

 私の好きな言葉は、アパルトヘイトの撤廃を成し遂げたネルソン・マンデラの『It seems impossible until it’s done.(成し遂げるまでは、いつも不可能に見える)』という言葉です。4回生の大きな戦力が抜け、他大学の圧倒的な実力を目の当たりにした今、全日本インカレ総合優勝という目標は遠く感じます。しかし、挑戦とはいつでもそういうものだと思います。どんなに高い壁に見えても、やり遂げるまでは誰も信じられない。だからこそ、達成を信じて動き続けるしかありません。私は自身の言葉に大きな影響力を持つタイプではありません。私自身が常に「上手くなること」を考え、努力し続ける選手であることで、チーム全員が同じ方向を向き、セーリング技術の向上に集中できるチームになるきっかけになればと思います。全員がその意識を持って努力を重ねることができれば、必ず総合優勝に近づけると思います。

 日頃より多大なるご支援を賜っておりますスタッフの皆様、鯨会をはじめとするOB・OGの皆様、そして家族の皆様に、心より御礼申し上げます。皆様のご支援が、私たちが日々真摯にヨットに向き合い続ける力となっております。そのご期待に応えられるよう、チーム一丸となって成長し、今年こそは結果で恩返しできるよう全力を尽くしてまいります。今後ともご指導・ご支援のほど、よろしくお願いいたします。

<本日の活動内容>

 唐崎では1-5m/sの風の中、両クラス共に帆走練習、マークラウンディング練習を行いました。午前は風が弱く動作練習が中心でしたが、午後からは強風が安定して吹き続け、良い練習になりました。春合宿を想定して風が強い中で長い距離を帆走することができ、今後に活かすことのできる練習となりました。明日は新体制となった合宿の最終日であるため、各自が成長できるよう精進してまいります。

 江の島では1-3m/sの風の中、1レースが行われました。北風から東風の間で風が安定せず、非常に難しいレースとなりました。70艇を超えるビッグフリートレースとなるため、各個人が唐崎に学びを持ち帰ることができるよう、明日も取り組んでまいります。

<来ハーバーOB>

H28卒 山田氏

R7卒 西尾氏

R7卒 小菅氏

旧幹部 山﨑氏

<ごっちゃん>

野中家:お菓子

2025
11/07
Friday
2025/11/07 Friday

 お疲れ様です。

 今年度主将を務めさせていただきます、新4回生470級クルーの野中です。

 まず初めに、この度の全日本インカレに際し、多大なるご支援とご声援を賜りましたOB・OGの皆様、スタッフの皆様、そして現役部員のご家族の皆様に心より御礼申し上げます。結果としては大変悔しいものとなりましたが、この大会で得た多くの教訓を新幹部内で共有し、スタッフや後輩たちと共に「より良いチームづくり」へと繋げてまいります。

 私たちの代は例年と比べ人数が少ない分、一人ひとりがより強い責任感を持って部を運営していく必要があります。そして後輩たちを導いていけるよう、幹部一同努力していかなければなりません。今までと同じことをしていては、全日本インカレ総合優勝という目標は達成できません。現状に満足せず、個々の実力を高め合い、後輩が大きく成長できる環境を整えながら、私自身が先頭に立ってチームを牽引していきます。

 また、旧幹部の皆様、4年間本当にお疲れ様でした。特に、西内前主将には数え切れないほどの場面で支えていただきました。圧倒的なカリスマ性と実力でチームを導いてくださったことに心から感謝しています。皆様の想いに応え、多くの方々への恩返しができるよう、この1年間全力で駆け抜けます。

 我々の目標は、西宮の地で優勝旗を掲げることです。この目標を必ず実現させるべく、チーム一丸となって邁進してまいります。今後とも変わらぬご支援とご指導のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

<本日の活動内容>

 唐崎では1-5m/sの風の中、両クラス共に帆走練習、マークラウンディング練習を行いました。艇数が少ない中での練習ではありましたが、各々インカレで感じたことや上手くならなければならないポイントを意識して練習に取り組みました。普段ヘルムスマンでない部員もヘルムスマンとして練習を行い、普段と違う感覚をつかむことができました。明日は風が弱い予報ですが、しっかりと集中して良い練習にしていきます。

江の島では2-4m/sの風の中、帆走練習を行いました。また動作練習も多く取り入れました。帆走練習では同じタックを長く走り、互いに走り負けないよう、バランスやヘルムを意識しながら基本に忠実に練習を行いました。明日からスナイプは新体制となって初めてのレースとなります。全艇がベストを尽くせるよう取り組んでまいります。

<来ハーバーOB>

旧幹部 山﨑氏

2025
11/04
Tuesday
2025/11/04 Tuesday

 お疲れ様です。

 前年度主将を務めさせていただいた西内です。

 まずは日本大学の皆さんに祝福の言葉を贈りたいと思います。全日本インカレ総合優勝を達成されたこと、本当におめでとうございます。正直、羨ましい気持ちもありますが、それ以上に同じ学生ヨット界で切磋琢磨してきた仲間として、皆さんの努力と強さに、心から敬意を表します。

 昨日までの全日本インカレは470級5位、スナイプ級3位、総合4位という結果に終わりました。チームとして1年間目標としていた大会、応援してくださった全ての方々に対して悔やんでも悔やみきれない内容と結果に終わってしまったことに不甲斐なさを感じています。

 昨年、新主将としてのブログで、「挑戦」し続けることを誓いました。この1年を振り返ると、その言葉の通り本当に沢山のことに挑戦してきたと思います。主将、そしてスナイプ級チームリーダーとして試行錯誤を重ねる中で、私自身大きく成長することができたと感じています。また、主将という立場を経験して、「自分の言動がチーム全体の空気をつくる」ということを実感しました。チームの状況が前向きな時も、苦しい時も、常にチームに向けてどう伝えるか、どう導くかを考え続けた日々でした。時には私の未熟さがチームの雰囲気に影響してしまったこともありましたが、そうした経験も含めて、私にとってかけがえのない学びとなりました。最後の大会を終えて、今改めて思うのは、このチームで主将を務められたことへの感謝です。両親やスタッフ、鯨会の皆様はじめ、多くの方の支えがあってこの1年駆け抜けることができました。本当にありがとうございました。

 最後に、新主将の野中、これから1年間楽しいことよりも難しい判断を迫られる場面や、立ちはだかる壁に頭を悩ませることの方が多いと思います。でも、それが主将です。野中の上昇志向や、部活動へ前向きに取り組む姿勢があったからこそ選ばれたこの役職を、野中らしく全うしてください。僕は信じています。

 そして、新スナイプ級チームリーダーの久保田へ。同じ日に同じ場所でヨットを始めた仲間として本気で応援しています。スナイプ級に転向してまだ1年経たずにこの役職に抜擢されたことで、期待よりも不安の方が大きいと思います。しかし、新3回生の頼もしい後輩達と、酒巻をはじめとした、フレッシュでやる気あふれる新2回生がきっと、久保田の考える練習やチーム方針を共に考え、共に挑戦してくれることでしょう。そして、マネージャーさんとのコミュニケーションを大切に。質の高い練習を1年間こなすには、日頃の練習メニューを常に共有し、お互いに歩み寄ることが不可欠です。4回生2人で思うような練習ができない時や、思い詰めた時は遠慮せず僕や先輩に頼ってください。

私たちはヨット部から卒部しますが、後輩には2度と全日本インカレで後悔して欲しくありません。そのために、私たちにできることは全て、現役のために力を注ぐ所存です。この4年間の貴重な経験は私の人生の宝物です。そして最後に、人間形成は4年間で終わりません。ここで学んだ価値観や、学びを社会人になっても必ず活かしてまいります。

先日より江の島にて開催されております第90回全日本学生ヨット選手権大会4日目の最終成績をご報告させていただきます。

本日は両クラスともに2レースが実施されました。

<団体成績>

[470級 計9R](全72艇)

1位 日本大 234点

2位 早稲田 395.5点

3位 慶應大 490点

4位 日経大 506点

5位  同志社   675.3点

6位 明海大 760点

[スナイプ級 計8R](全72艇)

1位 早稲田 226点

2位 日本大 289.8点

3位   同志社 437点

4位 慶應大 448点

5位 京都大 529点

6位 九州大 576点

[総合 ]

1位 日本大 523.8点

2位 早稲田 621.5点

3位 慶應大 938点

4位   同志社  1112.1点

5位 京都大 1360.6点

6位 日経大 1542点

<個人成績>

[470級 計9R]

15位 谷/占部・向井/西内/竹本 196点[6-4-6-35-46-38-22-3-36]

20位 田原/出口・野中 225点[16-16-23-4-73(RET)-13-19-10-51]

23位 谷/占部・向井/後藤/西内 254点[31.3(RDG)-32-17-6-40-73(DSQ)-20-5-30] 

[スナイプ級 計8R]

5位 西内・江見/柳本 83点[20-10-2-4-10-4-27-6]

9位 山﨑/酒巻・松居 108点[36-12-10-6-24-2-5-13]

25位 酒巻/久保田・柳本/栗原 246点[16.6(DPI)-25.6(DPI)-31.6(DPI)-73(BFD)-18-24-19-38]

<来ハーバースタッフ>

兵藤監督

中村コーチ

渡辺コーチ

内貴コーチ

山田コーチ

<来ハーバーOB>

水上会長

加藤運営委員長

S48卒 森井氏

S53卒 奥田氏

S56卒 水本氏

S56卒 萩原氏

S56卒 石貫氏

S57卒 新川氏

S58卒 太田氏

S63卒 山田氏

H1卒 杉山氏

H3卒 細川氏

H6卒 清水氏

H8卒 成尾氏

H9卒 後藤氏

H10卒 村岸氏

R5卒 糸川氏

R6卒 大石氏

R7卒 西尾氏

R7卒 小菅氏

R7卒 西山氏

<ごっちゃん>

谷家:お菓子

同志社スポーツユニオン関東支部:お菓子

470級で9レース、スナイプ級で8レースが実施され、今大会は終了致しました。

ご声援ありがとうございました。

2025
10/30
Thursday
2025/10/30 Thursday

 お疲れ様です。

 4回生スナイプ級ヘルムスマンの西内です。

 いよいよ明日から現役最後のインカレが始まります。

 まずお父さんとお母さん、ヨットという競技を私に教えてくれてありがとう。私はこの競技を通じてたくさんの学びや新しい自分に出会えました。目標に向かって地道に努力することの大切さ、チームを背負い仲間と切磋琢磨することの素晴らしさを学び、自分がこんなにも負けず嫌いで、勝った時の2人の笑顔が大好きで、そのために底知れない努力ができる自分にも出会えました。悔しい時も、苦しい時もいつも陽気でおおらかに励ましてくれる父と、いつも私だけでなく同期や部員を心配してくれる母が両親であることはこれまでもこれからも私の誇りです。

 そして、私は今年チームの象徴として精一杯努力しました。恩師であり憧れの人である坂本先輩とのご縁からこのチームの門を叩き、選手として4年間、主将、チームリーダーとしてこの1年間本気でこの部活動に打ち込み、これまでの人生で最も濃く最も成長する時間を過ごせたと自信を持って言えます。

 また、この4年間、本当に沢山の素敵な出逢いがありました。川内先輩、後輩の野中、スタッフの方々や猪突猛進で不器用な私を受け入れてくれる同期にも恵まれ、両親だけでなくこの組織で出逢った方々と共に本気で勝ちたいと毎日思える仲間に出会えたことも私にとってかけがえのない財産になりました。

 主将とチームリーダーを務めさせていただいたこの1年間は苦難の連続でした。応援してくださる方の期待に応えるべく、主将である自分自身の在り方に悩み、私のモットーである「速いセーラーである前に良いセーラーでありなさい」の「良いセーラー」の姿を追い求める日々は楽しくも厳しいものでした。この幾度とない壁に立ち向かえたのは間違いなくこの組織の人々の支えがあったからです。私の人生で最も熱狂できたこの競技もとうとう最後の大会が明日から始まります。私は胸の高鳴りが止まりません。頼もしい後輩と同期の努力が形になることを信じていますから。尋常でない寒さの冬の琵琶湖、藻を交わしながら練習し続けた日々、徹底的に管理された陸上の組織力、その全てが作った自信が私たちの背中を4日間押し続けてくれることを本気で信じています。

 長くなりましたが、最後にマネージャーの田村と青木へ、4年間本当にありがとう。このヨット部がインカレ総合優勝を目指せるのは間違いなく2人をはじめマネージャーさんがいたからです。チームリーダーの僕が海上でお願いした無理難題の練習内容も工夫し、最高の練習環境を作ってくれたこと本当に感謝しています。喧嘩もしたし笑い合ったし2人の存在が僕の原動力になっています。最後まで共に走りきろう!

 私は最終日の最終レースまで主将として、チームリーダーとして、チームのエース艇として最後までこのチームを引っ張ります。この4日間も私にとっての「良いセーラー」の姿を追求し続けます。

<本日の活動内容>

 本日は計測と艇チェック、江島神社にて参拝を行いました。サポートメンバーも本日から合流し、明日から始まるインカレでチーム全員で勝ち切れるよう、1日を通して入念に準備を進めました。1年練習してきた成果を思う存分に発揮できるよう、チーム全員が各々の役割を全うし、取り組んでまいります。

<来ハーバースタッフ>

兵藤監督

山田コーチ

<ごっちゃん>

R7卒 西山氏:ゼリー飲料

西内家:お菓子

2025
10/29
Wednesday
2025/10/29 Wednesday

 お疲れ様です。

 4回生470級クルーの向井です。

 大学に入ってヨット競技に出会えたことを、本当に幸せに思っています。4年前、何も知らなかった私が「全日本インカレ総合優勝」という大きな目標に向かって挑戦し続けることができたのは、ひとえにヨット競技そのものの魅力があったからだと思います。

 自然を相手に、刻一刻と変化する環境の中で予測し判断する難しさ。一つひとつの動きが艇のスピードに直結する繊細さ。そして艇内でのコミュニケーションの重要性。勝敗を左右する要素が数多くあり、追求できる奥行きの深さこそが、この競技の最大の魅力だと感じています。その魅力に惹かれ、仲間と共に全力で挑み続けた日々は、私にとってかけがえのない時間でした。刺激に満ち、挑戦と葛藤の連続だった4年間をこのヨット部で過ごせたことは、何ものにも代えがたい財産です。

 そしてこの場をお借りして、支えてくださったすべての方々に感謝をお伝えしたいと思います。この4年間、多くの方々の支えがあったからこそ、私は数え切れないほどの挑戦をし、どんな時でも前を向き続けることができました。様々な形で私たちの活動を支援してくださったOB・OGの皆さま、保護者の方々。未知の競技に挑む私をいつも温かく応援してくれた両親。ヨット競技の奥深さと面白さを教えてくださった尊敬すべき先輩方。それぞれが自分の役割を理解し、チームの色を出しながら最後まで共に走ってくれた後輩たち。そして、私たちのために常に最善を尽くしてくださる監督・コーチ陣。何より、時にぶつかり時に笑い合いながら「全日本インカレ総合優勝」という目標に向かって歩んできた同期。このような最高の仲間と環境の中でインカレを迎えられることを、心から嬉しく思います。

 すべての出会いに感謝し、最後の一瞬まで全身全霊でレースに臨みます。これまでのご指導・ご支援に深く感謝するとともに、引き続きご声援のほどよろしくお願いいたします。

<本日の活動内容>

 本日は江の島で7-10m/sの風の中、両クラスともに帆走、マーク回航を行いました。

 本日がインカレ前最後の練習日でした。良い風が吹く中、集中して練習に取り組み、インカレに向けてより一層気持ちが高まる1日となりました。明日からはサポートメンバーが合流します。部員一丸となってインカレに臨めるよう努めます。

<来ハーバースタッフ>

兵藤監督

山田コーチ

<海上OB>

R6卒 大石氏

2025
10/28
Tuesday
2025/10/28 Tuesday

 お疲れ様です。

 4回生470級クルーの後藤です。

 4年前の春、同志社大学体育会ヨット部という組織にご縁を感じて入部してからの月日は、本当にあっという間でした。気がつけば、集大成である全日本インカレ団体戦が3日後に迫っています。

 振り返ると、私と同志社大学体育会ヨット部とのご縁は中学生の頃から始まっていたように思います。オプティミスト級時代、私は「3119」という船に乗っていました。その船はセーリングスクールの先輩から代々引き継がれていたもので、驚くことに最初のオーナーはヨット部のOBさんでした。高校生になってもヨットを続けたいという思いから、地元でヨット部のある高校に進学しました。そこで熱心にご指導くださった顧問の先生も、OBさんでした。高校1年生のとき、先輩と一緒に唐崎の艇庫を見学させていただいたことがあります。大学生の合宿を見て、こんなにも規則正しい集団生活を送り、毎日密度の高い練習を行っている人たちがいるのかと衝撃を受けました。全員が同じ目標に向かってそれぞれの役割を果たす姿に、強い憧れを抱いたのを今でも鮮明に覚えています。また、このとき一緒に見学をした高校の先輩に、大学でも私の先輩として5年に渡ってペアを組んでいただきました。こうして振り返ると、本当に素敵なご縁に恵まれ、この組織の一員として個人の目標、そしてチームの目標に向かって活動できたことを心から幸せに思います。

もう一つ、私が幸せだと感じているのは、2年間にわたって会計・主務として部の運営に携わり、貴重な経験を積むことができたことです。水上会長や加藤運営委員長をはじめ、多くの鯨会の皆さまや学校関係者の方々とともに、年間約2,500万円の予算を組み、限られた中でどのように費用を配分するかを考える日々を過ごしました。社会に出る前にこうした経験ができたことは、私にとって大きな財産です。また、全員が納得して部費を払えるように、徴収額の内訳や使途、年間会計の説明を行うように心がけました。この経験を通して、共通認識を持つことの大切さや、相手の立場に立って配慮する姿勢の重要さを学びました。今後も、相手の目線に立って説明や提案を行うことを大切にしていきたいと思います。仕事内容は決して簡単ではありませんが、少しでも部の役に立てていたなら嬉しく思います。

 みんなへ。以前のブログでも紹介した『置かれた場所で咲きなさい』という本の中に、「どうしても咲けない時もあります。雨風が強い時、日照り続きで咲けない日。そんな時には無理に咲かなくてもいい。その代わりに、根を下へ下へと降ろして根を張るのです。次に咲く花が、より大きく美しいものとなるために。」という言葉があります。この3年間、インカレ総合優勝や女子イン完全優勝という大きな花を咲かせることはできませんでした。しかし、同期や後輩のみんながどんな天候であっても、どんなに結果が伴わなくても、海でも陸でも努力を重ね続けてきたことを私は知っています。江の島という決戦の地で、それぞれが自分の役割を果たし、チーム全員で大きな花を咲かせられるように、最後までベストを尽くしましょう。

 監督、コーチ、そして鯨会の皆さま。日頃より温かいご支援とご声援を本当にありがとうございます。金銭的なご支援だけでなく、現役のためにご自身の時間を削ってまで熱心にコーチングや応援をしてくださる皆さまのおかげで、私たちの部は活動を続けることができています。各大会の地で同志社マークの旗を振りながら応援してくださるOB・OGの皆さまの姿を見ると、安心感と同時に「応援を力に変えよう」という気持ちが自然と湧き上がり、いつも以上に気合いが入りました。心から感謝申し上げます。

 そして家族へ。どんな時でも変わらず応援し続けてくれてありがとう。役職に就いてからの2年間は、ストレスや寝不足で体調を崩すことも多くありましたが、寄り添い、話を聞き、的確なアドバイスをくれたおかげで何度も助けられました。不自由なく4年間部活動に打ち込める環境を整えてくれたこと、本当に感謝しています。

 長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。これまで関わってくださったすべての方々に、心より感謝申し上げます。

<本日の活動内容>

 本日は江の島で2-4m/sの風の中、470級は帆走、マーク回航、スナイプ級は帆走、マーク回航、コース練習を行いました。

 午後は風が弱かったため、新しいセールを使い帆走を中心に練習を行いました。インカレに向けて、各艇が最終調整を行っています。

<来ハーバースタッフ>

兵藤監督

山田コーチ

<来ハーバーOB>

R6卒 大石氏

2025
10/27
Monday
2025/10/27 Monday

 

お疲れ様です。
4回生スナイプ級ヘルムスマンの山﨑です。
私は、地元のヨットクラブで先輩方が活躍される姿を見て強い憧れを抱き、同志社大学体育会ヨット部に入部しました。この4年間を振り返ると、楽しいことだけでなく大変なことも多くありましたが、個性豊かな同期や頼もしい後輩たちに支えられながら活動を続けることができました。
また、ヨット部での活動を通して、セーリングスキルだけでなく、1人の人間としても大きく成長できたと感じています。40人を超える部員と艇庫で共同生活を送る中で、協調性や思いやり、そしてリーダーシップの大切さを学びました。時には意見が食い違うこともありましたが、お互いをリスペクトしながらひとつの目標に向かって進む経験は、社会に出ても必ず活きると確信しています。
さらに、同志社大学体育会ヨット部の伝統行事であるオックスフォード定期戦では、海外の学生との交流を通じて、異なる文化や価値観を尊重し合う大切さを実感することができました。こうした貴重な経験の数々が、私の人生を豊かにしてくれたと感じています。
そしていよいよ、4年間の集大成となる全日本インカレが目前に迫っています。現役最後の大会ということで緊張もありますが、それ以上に、これまで積み上げてきた努力を全て出し切ることのできる喜びと期待の方が大きいです。これまで多くのご支援や温かい応援をくださった鯨会をはじめ、スタッフ、保護者の皆さまへの感謝の気持ちを胸に、最後の一瞬まで諦めることなく、私らしいセーリングをしたいと思います。
今後ともご指導・ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。

お疲れ様です。

 4回生マネージャーの田村です。

 本日、全日本インカレプラクティスレースが終了し、この代で挑むレースは残すところ全日本インカレのみとなりました。

 入部当初は、学生生活最後の時間を、1つの目標に向かって努力できる環境で過ごしたいという思いから、ヨット部への入部を決意しました。

 大学で初めて触れたヨット競技は、想像以上に奥深いものでした。特に沖運営では、風を読む感覚も掴めぬまま、変化の激しい琵琶湖で感覚的に打ったマークが何度も指摘される日々を繰り返しました。それでも、新しい世界に飛び込めたことへの高揚感を原動力に、めげずに取り組み続けた過去の自分を、今では誇りに思うとともに、思った以上にタフだったのだと感じています。

 そして何より、マネージャーというモチベーションの保ちにくい立場にありながらも、誰かのために惜しみなく時間を注げたこの4年間が、自分にとってかけがえのない経験になりました。その背景には、活動を応援してくださる方々や、共に頑張る仲間の存在が常に身近にあったことがあります。

 全日本インカレ総合優勝という高い目標を掲げて日々練習に励むことは、想像を超えるほど困難でした。琵琶湖ではなかなか安定した風が吹かず、近年では藻の影響もあり、思うように練習が行えない日も多くありました。全国の舞台で結果を残している早稲田大学や日本大学に歯が立たないのではと不安になる瞬間もありました。また、結果が出ずに悩むプレイヤーの姿を、レスキュー上や成績分析を通して何度も見てきました。私自身もこの部活動を通して多く悩み、落ち込むことがありましたが、それでも真摯に練習に励み、努力を重ねる仲間の姿を間近で見守れるこの環境が、心の底から大好きです。

 そしていよいよ、私が応援できる最後のレースが目前に迫っています。少し寂しい気持ちもありますが、それ以上に、ここまで一緒に戦ってきた仲間を誇りに思う気持ちが大きいです。サポートメンバーとして、誰よりも丁寧に、そして真摯に、選手たちが最高のパフォーマンスを発揮できるよう、最後まで全力で向き合っていきます。

 残された限られた時間、チームの一員として、プレイヤーと共に最後まで足掻き抜きます。少しでも力になれたらという思いを胸に、仲間の背中を全力で押しながら、自分らしくこの舞台を見届けます。どうぞ最後まで、温かいご支援・ご声援のほどよろしくお願いいたします。

<本日の活動内容>

 唐崎では0-1m/sの風の中、帆走練習を行いました。午後は風が落ちてしまったため、インカレに向けて準備を進めました。インカレ本番でしっかりとサポートできるよう、本番まで着実に準備を進めてまいります。

 江の島では3-7m/sの風の中、全日本インカレプラクティスレース2日目が開催され、3レースが実施されました。大きなフリートでのレースはインカレ前最後でした。今大会で出た課題を各艇が分析し、インカレ本番では必ず修正できるよう、残された時間を有効に活用します。

<来庫スタッフ>

兵藤監督

<来ハーバースタッフ>

中村コーチ

内貴コーチ

山田コーチ

<来ハーバーOB>

H9卒 後藤氏

R7卒 西尾氏