【10月29日(金) 蒲郡事前遠征5日目】
お疲れ様です。
4回生470級クルーの板東です。
私は「あなたは運の良い人間ですか?」と聞かれたら迷わず「はい。」と答えます。
こう思うようになったのもヨットとの出会いがきっかけです。ヨットはこれまでにしてきた競技の中で最も楽しく、そして最も複雑で難しい競技だと感じています。風・波・潮・船・メンタル・運を駆使して行うスーパーマルチなヨット競技は今までに体験したことがないものでした。整備のロープワークに関しては自分がこれまでに最も熱中し、沢山の時間とお金を費やしました。このように素晴らしいヨット競技というスポーツに出会えて本当に良かったと感じています。
また、同期との出会いも運が良かったと感じています。私たちの代はとにかくバランスが良い代だと思っています。各個人が素晴らしい個性と役割を持っており、幹部としての責任をしっかりと果たしてきたと感じています。この同期11人はこれまでに所属してきたチームの中でもダントツに頼れる仲間です。なんとしてもこの仲間達で勝ちたい、いや勝てると信じています。
同志社大学体育会ヨット部との出会いも運が良かったと感じています。もし自分が他大学でヨット部に入部したとしてもここまで本気で取り組めてはいなかったと思いますし、なによりもノンセレの成長を大事にし、優勝を目指している大学は数少ないからです。また、1回生の時はよくわからなかったOB会の鯨会という組織の素晴らしさ、ありがたさは幹部になってからひしひしと感じています。恐らく鯨会ほどしっかりとした組織運営がなされているOB会は全国をみてもそう多くないはずです。
このように私は恵まれた環境・組織・競技に出会えて本当に良かったと感じています。だからこそ目標である「総合優勝」は絶対に果たしたいです。実際に蒲郡に現地入りしてから合同コース練等で他大学と走り合わせて、インカレで勝つことの難しさを改めて感じています。しかし、運の良い私は必ずしも良い結果を得ることができるはずです。大好きな競技で、大好きなチームで、大好きな人たちと一緒に結果を出し、喜び分かち合えることを信じて、明日から始まる個人戦に望んでいきたいと思います。
<本日の活動内容>
本日も、他大学と多数艇の中で合同コース練習を行いました。
明日からは全日本学生ヨット個人選手権大会が始まります。それぞれ練習の成果を発揮できるよう精一杯取り組んでまいります。
<来ハーバースタッフ>
清水監督
兵藤コーチ
※写真撮影時のみマスクを外しております。