お疲れ様です。
3回生470級クルーの後藤です。
春合宿が始まってから、早くも1ヶ月が経ちました。春合宿は、週5日間ヨットに真剣に打ち込み、基礎を築きあげることができる期間であると捉えています。レースシーズンに、この合宿で得た事を十分に発揮できるよう、日々練習に励んで参ります。
私の春合宿の目標の1つは、琵琶湖特有のインパクトの強い、山からの吹き下ろしブローに対応できるようになる事です。気温が低く、山頂に薄い雲が張っている日は、重く短いブローが一瞬で入ります。琵琶湖では、ブローを受けて走る艇と受けずに走る艇速差が、海以上に出ると感じています。そのため、山から降りて来るブローを確実に繋ぎながら帆走する必要があります。マークラウンディングやコース練習を行う時には、左右の選択だけではなく、ブローのどこでタックを返すべきなのかを考え、ペアで話合います。今合宿から固定されたペアでは、まだまだ話合いが足りていない為、今後はさらにお互いの意見を伝え合い、より速く走ることができるよう、答えを導き出したいです。
この事は、ブローが抜ける時も同様だと考えます。常に視野を広く持ちスピーディに変化する環境の中で、艇の速度を最大限に出し続ける練習は、琵琶湖以外の海面でレースをする際に活きる事を昨年度のレースで学びました。琵琶湖の環境を自分の味方に付けることができるよう、ペアでの会話を大切にしていきたいです。
最後に、このようにヨットに打ち込む事ができる環境を整えて下さっている監督をはじめ、スタッフの方々、鯨会の皆様、家族に感謝しています。今後とも御指導・御鞭撻の程、よろしくお願いいたします。
<本日の活動内容>
本日は5-8m/sの風の中、470級は、帆走、マーク回航、コース練習、スナイプ級は、帆走を行いました。
本日は、金沢大学との合同練習の最終日でした。順風だった今合宿で得られたことを、来合宿以降も発揮できるよう、精進して参ります。
<来庫スタッフ>
兵藤監督
中村コーチ
<来庫OB>
H25卒 西村氏


