同志社大学体育会ヨット部

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活動報告

活動報告

【7月10日(土) 近畿北陸学生ヨット選手権個人戦 1日目】

お疲れ様です。4回生の470級クルー板東です。

 私のヨットにおける強みはこだわりです。私は道具に対して誰よりも強いこだわりがあり、今年に入りある程度の活動が許可されてから週に1日は必ず艇庫に行き、整備を行なっています。最近ではこだわりというより趣味と化していますが、私がここまで整備にハマったのには性格的な理由とあるきっかけがありました。
 私は何事も入念に準備を行ってから物事に臨む性格で、毎練習でベストな船で練習するためにもコツコツと整備を行い準備をしています。私がここまで整備が好きになったのはOBであるSAIL FASTの後藤氏の「ジブシートを究める」というブログを読んでからです。ブログにはロープには種類や特徴があり、良いものを使うことで数ミリのトリムができるようになるというものでした。それを知ってからはマフィオリを始め、一番トリムがしやすいジブシートを探すためにリロスやドナジーといった、日本ではあまり流通していないメーカーのロープを試してみたり、様々な加工を施してみたりしました。
 後藤氏のブログにはヨットのtipsや情報がたくさん紹介されており、これまでにその9割以上は読み、普段の練習では知ることができないフォイリングの世界やACについて、世界のヨット事情について知ることができました。また、SNSを使い海外のプロセーラーに直接メッセージを送って質問したり、コーナンやマリンショップに行き自分の船に使えそうなものがないか毎週のように考えています。
 これらのように私は理想の船、道具を作り使うことにこだわり続けています。「道具を粗末に扱うと、最後に道具に裏切られる。」というように、整備をきっちり行うことで、レースにおいてパフォーマンスを最大限発揮するために絶対的に必要なことであると考えています。また、スーパーマルチなスポーツであるヨットにおいて、レースで勝つことの楽しみだけでなく、今までは未知の世界であった整備という新たな領域を楽しむことで、これまで以上にヨットを楽しむことができています。これからはこの4年間で得た整備の知識を後輩に教えていき、楽しさを伝えていきたいと思います。

<レースブログ>

 上位を狙うために艇団を意識しすぎてしまったのですが、大きく振れる海面での南風では、もっと風を見てレースに挑むべきだと思いました。

 明日も同じような風が吹く予報なので、今日得た反省点を活かして予選通過をしたいと思います。

<来庫スタッフ>

清水監督

中村コーチ

西村コーチ

<海上スタッフ>

兵藤コーチ

<運営艇OB>

H1卒 安田氏

R2卒 飯尾氏

R2卒 東田氏

※写真撮影時のみマスクを外しております。