同志社大学体育会ヨット部

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活動報告

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【8月21日(日) 近畿北陸学生ヨット選手権新人戦 2日目】

お疲れ様です。
2回生スナイプ級スキッパーの川戸です。
 私のこの夏の目標は「上3艇以上のボートスピードを身につけること」です。
 これまではどの風域でも上3艇と比較して帆走で劣っている感覚がありましたが、今は安定した海面ではある程度の水準までボートスピードが出せるようになりました。しかし、振れや強弱の変化が激しい時では、メインのリーチやボートバランス、バウ角を適切に保つことが出来ず、スピード負けする場面が多くあります。これらを改善するために、海面を定期的にチェックすることで次に入る風を予測し続けることと、クルーとのコミュニケーションを増やし、スピードに敏感になること、ブローやラルへの準備をすることで丁寧な帆走を心がけていきます。また艇に入る風に変化があった時に、他艇との位置の変化を確認することも意識して練習に取り組んでいきます。
 現在、私は時間係をしていて、1分1秒でも効率よく練習するために部全体を回すことに取り組んでいます。効率よく動くためには、次に必要なことを考えて準備していく必要があります。周りを見る意識や段取りの仕方など、ヨットに通じる所がたくさんあり、そういった陸の動きからも成長していきたいと思います。

<レースブログ>

 今回のレースでは、特に風が弱くなった時に自艇のボートスピードをレース中に共有し続けることと、風速や風向にあったセオリーを事前に確認することで、クルーとスキッパーが同じ意識を持ってレースに臨むことを目指しました。

 結果として良いレースも悪いレースもありましたが、以前よりもクルーとのコミュニケーションも増え、事前にプランを練って戦うことができ、成長を感じられるレガッタとなりました。また、ブローを取りに行くタイミングや他艇へのカバーや、スピードに集中できていない瞬間があるなど、課題も多く浮き彫りになり、実りのあるレースとなりました。

 今回は私にとって初めての団体戦となり、チームで情報を共有して戦うことの難しさ、お互いに声を掛け合ってレースに臨むことの面白さを体感することが出来ました。その中でもリコールしてしまい、アルファベットを取ることでチームに迷惑をかけてしまう重大さを痛感したレガッタになりました。今回のレースで得たことを、今後に活かしていきます。

 コロナウイルスが蔓延している中で、新人戦を開催してくださった運営の方々、応援してくださった先輩方、マネージャーの方々に感謝し、更なる飛躍を出来るように精一杯頑張ります。

<来庫スタッフ>

清水監督

西村コーチ

<ごっちゃん>

H25卒 山岸氏:ウィダー

※写真撮影時のみマスクを外しております。