同志社大学体育会ヨット部

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活動報告

活動報告

2024
03/01
Friday
2024/03/01 Friday

お疲れ様です。

 4回生470級クルーの山田です。

 今合宿は和歌山から戻って最初の琵琶湖での合宿になります。和歌山遠征では、強風での帆走に加え、シフティーな風や潮が存在する複雑な海面でのコース練習を通し、470チーム全員がそれぞれレベルアップすることができた良い合宿であったと感じています。特に下級生クルーの成長が著しく、チーム内での競争を高めてくれています。下級生クルーの台頭は代交代以来、徹底してきた「意味を考える」ということの成果だと考えています。セーリングに限らず、どのようなスポーツにおいても、チーム内の技量に大きな差があると人は考えることを放棄し、行動をパターン化させてしまいます。ヘルムスマンに比重が大きい2人乗りディンギーなら尚更です。しかし、それで日本一を目指すには4年間はあまりにも短いです。私は各々が能動的に行動することで、限られた時間の中でも練習成果を最大化することができると信じています。単純ではありますが、徹底することは難しい課題です。

 ここで、私がこの春合宿より取り入れているトレーニングを紹介させていただきます。高強度インターバルトレーニング、通称HIITというもので、高い負荷のかかる短時間の運動と休憩を交互に繰り返すトレーニング方法です。スポーツにおけるトレーニングでは、その動作を意識したトレーニングを行うのが一般的です。例えば、ラグビーではタックルの負荷の高い動作を再現したベンチプレスやスクワットを重点的に行います。一方、セーリングでは高負荷の動作は少なく、筋持久力が求められることが多いので、ウェイトトレーニングの重要度は高くありません。しかし、ある程度の無酸素運動は必要で、かつ大人数が同じ時間に自分のベストを出し切れるメニューを考える必要がありました。そこで発見したHIITは個人が自由に負荷を調整でき、チーム全体の成長に貢献するトレーニング方法でした。5日間合宿ではHIITをウェイトや有酸素運動と織り交ぜながら、オーバーワークにならないよう日々体力作りに励んでいます。

 今合宿は金沢大学と合同での練習を予定しています。同志社大学体育会ヨット部を知ってもらい、交流を深めたいと思います。

<本日の活動内容>

 本日は3-8m/sの風の中、470級は、帆走、マーク回航、スナイプ級は、帆走、スタート練習を行いました。

 本日は、和歌山遠征後、初の練習でした。今合宿の琵琶湖は順風予報で、本日はとても良い風の中練習をすることができました。

<来庫スタッフ>

兵藤監督

<来庫OB>

旧幹部 大石氏

旧幹部 内貴氏

旧幹部 長谷川氏

<ごっちゃん>

旧幹部 内貴氏:調味料

旧幹部 川戸氏:洗濯機、電子レンジ

田原家:お菓子

江見家:食器