同志社大学体育会ヨット部

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活動報告

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Category: 伝統

2023
08/13
Sunday
2023/08/13 Sunday

【8月13日(日)夏合宿1クール目】

 お疲れ様です。

 3回生マネージャーの野村です。

 夏のレースシーズンは、プレーヤーにとって体力と精神、どちらにおいてもきつい期間だと思います。

 マネージャーとして私は、そういったプレーヤーをサポートするために、「身の回りの環境」、「自他の健康」、「運営」の3つに力を入れて参ります。夏は暑くて虫が多発する、食べ物が傷みやすいなど衛生環境が悪くなってしまいがちです。皆の体調が崩れることを防ぎ、美味しくご飯が食べられるよう環境に気を配っていきます。また、暑さにより頭が働かなくなり、そういう時にこそ危険が迫ります。熱中症対策を万全にして、部員全員の正常な判断力の維持、怪我の防止に努めます。沖では自分自身の運営力が練習効率に直結するという問題意識を常に持ち行動しています。そうして各々が抱える課題の解決を積極的に出来る環境に整え、レースで前を走る自信に繋げてもらいたいです。

 レースメンバーは、早くから遠征の事前練習のため離れてしまいますが、離れていても、私たちは同志社大学体育会ヨット部という1つのチームであることを意識して行動する所存です。直接サポートができないレースも遠くから全力で応援します。また、レースに出ないメンバーとの練習も全身全霊で活動し、レースメンバーが帰った頃には見違える姿になるほどまでに皆で協力して頑張りたいです。

 3回生としては、幹部になったことを想定しながら動くことが必要だと考えています。後輩は、先輩の背中を見て育つため人間として良い手本でありつつ、ついていこうと思える存在でいなければなりません。長期間にわたって部活に集中的に時間と労力を注げる夏合宿を、成長できる最後のチャンスと思って行動して参ります。

 毎年の猛暑で慣れを感じ始めていますが、熱中症や脱水症状にならないようご自愛ください。今後とも変わらぬご声援の程よろしくお願い申し上げます。

<本日の活動内容>

 本日は1-3.5m/sの風の中、立教戦が開催され、3レースが実施されました。結果は総合、両クラスともに同志社が1位でした。久しぶりの開催で交流を深めることが出来ました。小戸インカレに向けて再び力をつけて参ります。

 また、本日で夏合宿1クール目が終了しました。1度身体を休め、2クール目に備えます。

<来庫OB>

水上会長

<ごっちゃん>

後藤家:お茶、ゼリー

【7月16日(日)オックスフォード交流 7日目】

 お疲れ様です。

 4回生スナイプ級ヘルムスマンの内貴です。

 本日はオックスフォード生と同志社生が一緒に過ごす最後の日でした。

 この期間は長いようで短く、僕の人生の中で最も濃い1週間だったといっても過言ではありません。イギリスの文化や学生の雰囲気について教えてもらったり、日本の文化について驚かれたり、沢山の刺激を受けて視野が広がりました。

 人として成長するためには視野を広げる必要があり、自ら外の世界へ飛び出すことが必要だと感じることが出来ました。これからインカレに向けて精進していくことは勿論、人として成長出来るようにしていかなければならないと感じました。

<本日の活動内容>

 本日は2-7m/sの風の中、470級は、帆走、スナイプ級は、帆走、マーク回航を行いました。

また、現役数名はオックスフォード生と祇園祭に行き鉾に登りました。夕方からはフェアウェルパーティーが開催されました。

【7月15日(土)同志社オックスフォード定期戦】

 お疲れ様です。

 4回生470級ヘルムスマンの大石です。

 本日はオックスフォード定期戦でしたが、両チームとも非常によくレースを楽しんでいた印象があります。

 オックスフォード生はスナイプに乗ったことがない人がほとんどだったため、普段とは異なった動作や感覚でしたが、慣れないヨットでもしっかり船を走らせることが出来ていたことに衝撃を覚えました。ひとつの要因として、ペア間でかなり細かいコミュニケーションをとっていたと思います。これは同志社チームが今すぐに取り組まないといけない課題でもあるので、刺激を受けた点についても良かったです。

 オックスフォード生とは明日のフェアエルパーティーで最後になってしまいますが、最後まで悔いがない様、親密に交流し一生の思い出になるようにします。

<本日の活動内容>

 本日は2-7m/sの中、同志社オックスフォード定期戦が開催され、3レースが実施されました。

 また、レース後にはエキシビジョンレースが開催され、海上で交流を深めることが出来ました。船に乗ることで、陸にいるよりも密にコミュニケーションを取ることが出来たと思います。

 470級は、帆走を行いました。

<来庫スタッフ>

福井コーチ

<来庫OB>

水上会長

加藤運営委員長

<来庫してくださった方>

下楠先生

【7月14日(金)オックスフォード交流 5日目】

 お疲れ様です。

 2回生スナイプ級ヘルムスマンの西内です。

 本日はオックスフォード生と同志社生がペアを組み、スナイプに慣れるため練習を行いました。私はホストファミリーのクルーとして、明日のレースで最大限のパフォーマンスが発揮できるよう少ない時間でしたが、自分の英語力を駆使しコミュニケーションを取りました。その中で感じたことは、オックスフォード生の知的欲求の高さです。半年前のオックスフォード遠征に参加した際にも感じましたが、オックスフォード生は心の底から楽しんで物事に挑戦しています。挑戦することに楽しい、面白いと感じながら取り組みを行っていることが、彼らのキャリアに繋がっているのだろうと思います。少ない時間でしたが、楽しみながら挑戦することの大切さを身に染みて感じました。

 これからオックスフォード定期戦が終了すると本格的にレースシーズンがやって来ます。どんな局面でも前向きに、全力で挑戦します。

<本日の活動内容>

 本日は1-5m/sの風の中、両クラスともに帆走、スタート練習、コース練習を行いました。スナイプ級はオックスフォード生と共に船に乗り出艇しました。

 また、明日のオックスフォード定期戦に向けて、午前中にオックスフォード生は近江神宮で御祈祷を行っていました。

 部員全員がオックスフォード生と積極的にコミュニケーションを取り、沢山のことを学べるよう過ごします。

<来庫スタッフ>

兵藤監督

<ごっちゃん>

山田家:アクエリアス、塩分チャージ

2023
07/13
Thursday
2023/07/13 Thursday

【7月13日(木)オックスフォード交流 4日目】

 お疲れ様です。

 2回生スナイプ級クルーの江見です。

 本日は夕方までオックスフォード生とは別行動で、大阪散策を行いました。大阪城やその周りの神社を観光したそうです。大阪城の中の展示で豊臣秀吉や戦国時代について学んだそうで、夕食の前に日本史について質問されて驚きました。オックスフォードの学生は何に対しても意欲的で、私もしっかり日本の歴史や文化について勉強しなければならないと思いました。

 夕食は藤原氏夫妻、水上会長、兵藤監督、福井コーチにも来ていただき、藤原氏夫妻に焼肉をご馳走になりました。オックスフォードの学生は日本式の細切れのお肉に感動しており、私自身も含め皆んなが今まで食べたお肉の中で1番美味しかったと言っていました。

最後はレトロな居酒屋やカラオケで日本の大学生の遊びを紹介して楽しみました。

2023
07/13
Thursday
2023/07/13 Thursday

【7月12日(水)オックスフォード交流 3日目】

 お疲れ様です。

 3回生スナイプ級クルーの須藤です。

 本日はオックスフォード生と一緒に銭湯に行きました。日本の文化である銭湯を、初めて体験するオックスフォード生にとても楽しんで貰えました。日本の文化をまたひとつ伝えることが出来たと感じております。銭湯の中にあるサウナはヨーロッパにもある文化と知り、日本の文化を伝えるだけでなく、共通の文化を知ることも出来ました。まだ来日して間もないですが、日本語を覚えているオックスフォード生を見て、私も英語で日本の文化を伝えることが出来るように、英語の勉強に力を入れたいと思いました。

 また、和食レストランでお昼ご飯を食べました。始めは日本の料理を英語で説明するのに苦労するかと思いましたが、意外にも日本語で日本の料理が伝わっていることを知り、嬉しく思いました。

午後には学長室訪問、茶道体験を行いました。

【7月11日(火)オックスフォード交流 2日目】

 お疲れ様です。

 3回生スナイプ級ヘルムスマンの西尾です。

 本日はホストとの自由行動の日だったため、私達は大阪の道頓堀付近で食べ歩きや大阪の観光スポットを歩いてまわりました。

 オックスフォード生と話をしていく中で、探究心が強いことに気づきました。日本人の名前の由来や同志社のクラブのことなど幅広いことに対して強い探究心を持っていました。

日本や京都に関して知っていたとしても、やはり英語や他言語で伝えることはとても難しいと感じました。これから多くの人に日本や大学の魅力を説明出来るようになるためにも、文化をより深く学んでいこうと思いました。

【7月10日(月)オックスフォード交流 1日目】

 お疲れ様です。

 3回生スナイプ級ヘルムスマンの相宮です。

 本日はオックスフォード生と過ごす最初の日でした。晴れでしたが、相変わらずの蒸し暑さでした。京都駅に集合したのち、トロッコに乗って嵐山へ向かいました。道中で彼らはトロッコを見てロマンチック・トレインと話しており、私は英語ではトロッコをそう呼ぶことを初めて知りました。また、山や川沿いを通るとき、とても綺麗でロマンチックだと言ってくれました。

 オックスフォード生はみんな日本語を覚えるのが早く、すごく熱心でした。「川」、「綺麗」、「暑い」、「可愛い」など、景色や風景、天気、自然をみながら、その言葉の日本語を教えたりととても楽しい時間を過ごすことが出来ました。

 その後、嵐山に到着し、浴衣を着て竹林の道や渡月橋を観光しながら食べ歩きをしました。観光客も多く、時間も限られていたため、野宮神社や天龍寺には行くことが叶わなかったのですが、湯葉やうどんを食べたりと、日本文化を知るお手伝いが出来たのではないかと思います。

また、夕方からは同志社大学にて書道体験を行いました。

2023
07/09
Sunday
2023/07/09 Sunday

【7月9日(日)通常合宿】

 お疲れ様です。

 3回生スナイプ級クルー秋田です。

 私のヨットにおける強みはヘルムスマンの思考を理解した動きが出来ることです。

 私は昨年度からヘルムスマンの練習をさせていただく機会が他のクルーよりも多くありました。コーチの方にクルーとして乗っていただきレースに出場して、シングルの順位を取る経験をさせていただいたこともありました。その中でクルーでは感じることが少なかった船のヘルムの感覚を得ることが出来たと思います。また、自分で舵を握ることによってスピード感やパワー感覚を身につけることも出来ました。そのため、自分がクルーとして乗った時にヘルムスマンに対してストレスをなるべく与えないような動作を行えるようになり、さらにバランストリムの質も向上したと感じています。

 この経験がこれから始まる夏のレースシーズンに生きていくと感じます。今年の全日本のレースでは、この経験を活かして、昨年よりも上の順位を目指します。

<本日の活動内容>

 本日は2-4m/sの風の中、470級は、帆走、コース練習、スナイプ級は、帆走、マーク回航を行いました。

 また、本日オックスフォード生5人が来日しました。1人はひと足先に来日しております。明日から本格的に活動を行う予定です。活動の様子はFacebookとホームページにてご報告させていただきます。

<来庫スタッフ>

中村コーチ

垣野コーチ

【6月22日(木)オックスフォード遠征を振り返って⑧】

 7月15日にオックスフォード定期戦が開催されるため、オックスフォードの学生が来日します。それに際し、今年1月に行われたオックスフォード遠征の振り返りを掲載します。本日が最後の投稿になります。

 お疲れ様です。

 7月9日から7月17日の間に行われる「第21回同志社オックスフォード国際定期戦」の担当者を務めます、3回生470級クルーの山田です。

 私が訪英した時に最も興味深かったのは、彼らの食文化です。イギリスはビールが有名で、ヨーロッパ地域で第2位の消費量を誇るというのは事前に調べて知っていました。しかし、実際にその量を目の当たりにするまではどれほどのものなのか実感していませんでした。大学の各寮にはそれぞれのバー(パブ)が設置されていました。また、街のテラス席では1月だというのに皆ダウンを着て、手袋をはめてまでビールを飲んでいました。スーパーでも棚1列が丸々ビールの陳列に当てられており、ビールがどれほど生活に密接に関わっているのかを実感しました。しかし、彼らは夕飯では必ずワインを飲むのです。これほど国民的な飲料なのにどうしてと疑問に思った私は、ホストをしてくれたマットに「どうしてワインなのか」と聞きました。そうすると意外な答えが返ってきたのです。「ビールはイギリス(食事)の味を消してしまう。ビールはビールをあてに飲むものだ」と、皮肉たっぷり自慢げに答えてくれました。日本ではとりあえず、で頼むビールですがイギリスでは食後にデザートのように飲みにいくものでした。同じものでもここまで文化が違うのかと感銘を受けたのを今でも覚えています。実際、味も日本のものよりまろやかで、爽快感を押し出したものはひとつもありませんでした。

さて、オックスフォードの学生の訪日にあたり、私は何を彼らに伝えられるだろうと日々考えています。我々の価値観は、思想は、ルーツは、どこから来ているのか、外から眺めるだけではわからない部分を見せたいと思っています。そして、日本だけでなく、同志社大学とヨット部の沿革についても知ってほしいのです。この交流は単にヨットで競うためのものではありません。寝食を共にし、言葉の壁を乗り越えようとすることで、知・徳・体の調和を目指し、人間形成そのものを実現させる交流です。コロナ禍で中断された期間が終わり、復活した第1回目。今まで行ってきたことを見直し、この交流を新しく作っていく、その第一歩に携われることを嬉しく思います。30年以上の歴史を持つこの交流に、ご支援とご声援を今一度よろしくお願い致します。

表彰式後、OXの強豪部活のみが加入できる会員制バーにて「何か歌って欲しい」と頼まれて