【6月14日(水)オックスフォード遠征を振り返って③】
7月15日にオックスフォード定期戦が開催されるため、オックスフォードの学生が来日します。それに際し、今年1月に行われたオックスフォード遠征の振り返りを掲載します。
お疲れ様です。
2回生スナイプ級ヘルムスマンの西内です。
私は1月にオックスフォード遠征に参加させていただき、自分の伸び代を知ることができました。
オックスフォード大学は言わずと知れた、世界トップクラスの大学であることから、これまで勉強に全てを捧げできた人々が集まる場所だと想像していました。しかしオックスフォードの学生と交流を通して、彼らは勉強にも、ヨットにも、心から好きで取り組んでいるのだと感じることができました。
高校生の時、ユース部門で英国代表になったオックスフォード大生と交流した際には、「自分のやりたいことを全力で楽しむことが今のキャリアにつながっている。」という言葉を聞き、正直感服しました。私はヨットというスポーツを両親の勧めで始め、これまで応援してくれたことへの恩返しとしてセーリングを思う存分楽しみ、そして結果を残すということを目標に練習に励んできました。しかし、大学の勉強には部活動のように本腰で取り組むことが出来ていませんでした。その中でこのオックスフォード遠征に参加させていただき、自分の取り組むことを最大限楽しむことが自分のスキルアップに繋がるのだと気づくことが出来ました。先日の大学のゼミ選びのタイミングでは、本気で楽しみながら学ぶことができるゼミに身を置いて早いセーラーではなく良いセーラーになる第一歩を踏むことが出来ました。
この決断に踏み切れたことも鯨会、大学関係者の方々の手厚いご支援があったからこそです。このような大きな経験を積ませていただけたことに感謝して7月のオックスフォード定期戦に取り組むとともに、インカレ総合優勝に向けてこれからの活動に精進します。