お疲れ様です。
2回生大西です。
今回オックスフォード遠征に行かせていただき、チームレースのことだけでなく、多くのことを学ばせてもらいました。 例えば、イギリス人のコミュニケーションの取り方や、イギリスの文化についてです。日本とは全く違う環境にとても驚かされました。彼らは絶えず会話をしており、何を話していたらそんなに会話が続くのかと不思議に思っていました。実際に彼らと会話すると、今日何があったのか、ヨットはどうだったかなど、会話の内容はあまり重要ではなく、会話をする、続けることそのものをとても重要視しているように感じました。私にとって会話とは、意味があるからするものという意識があり、積極的に他者に話しかけることはあまりありませんでした。イギリスに来た最初の数日も、英語が聞き取れないこともあり、積極的に話しかけていませんでしたが、後半は耳も英語に慣れ、彼らの文化にも慣れ始めたことで、自分から様々なことを話すように挑戦しました。彼らは、不愛想であまり自分から話しかけない私にも、いつも話しかけてくれました。彼らはどんなにつたない英語でも真摯に聞いてくれ、ゆっくりで簡単な英語で話してくれました。そして、ことあるごとに向こうから話しかけてきてくれて、常に私たちを楽しませようとしてくれていました。イギリスの会話を楽しむ文化はとても新鮮で、私に日本に帰っても同期や先輩、後輩とたくさん会話を楽しもう、と思わせてくれました。帰りの飛行機でスペイン人のカップルの隣に座った際、彼らに話しかける勇気が湧いたのは、間違いなく今回の遠征に行ったからだと断言できます。日本に戻ってからも積極的に同志社のヨット部だけでなく、他大学のヨット部の人に話しかけようと思いました。
チームレースはとても面白いフォーマットでした。自分がうまくスタートできれば、味方を助けるために、相手に対してルールやブランケなどを駆使して順位をコントロールし、スタートで失敗しても、前にいる味方が何とか助けてくれました。いつものフリートレースとは違い、うまくいかないことがあっても、常に味方からの支援をもらうことができ、相手チームも積極的に攻撃しに来るため、いつもよりも刺激的なレースをすることができました。3 チームで協力する全日本インカレと同じ部分はありましたが、全日本インカレ以上に助け合う部分が重要で、常に味方の位置と敵の位置を確認してレースをしたのがとても面白かったです。フリートレースには必要不可欠であるスピードも、いつもより優先度が低く、ヘルムスマンをあまりやったことがない人でも楽しむことができ、活躍できるやり方であると思いました。
オックスフォード生の練習は、いつも私たちがやるような練習ではなく、スタートやタクティクスに重きを置いた練習で、とてもワクワクしました。特に、ピギーという1マークから2マークまでのタクティクスの練習が最も面白かったです。1-3-5 のコンビネーションや 1-5-6 のコンビネーションなど、飽きないように工夫されていて、時間があっという間に過ぎていきました。また、チームレースをするのはフリートレースをするのに比べて簡単でした。Firefly級は、470級のように船が新しくないとスピードを出せない、というわけでもないので、金銭面でもフリートレースより優れていました。また、ファーモアのようなとても小さい人工池でもやることができ、大きな湖や海がないところでも発展できるところが興味深かったです。日本でも、特に国公立は、金銭面で苦労しているという話を聞くので、チームレースのやり方は日本でも十分活用できると思いました。山田コーチもおっしゃっていましたが、日本も数年後にはチームレースを全日本インカレの種目として採用していくかもしれないと感じました。
イギリスは日本よりも時間を感じる場所でした。日本と違い、地震がほとんどないため何百年も前から存在する建物ばかりでした。私からすると、家は木造である、というイメージが強く、石で作られ、苔生している建物はとても新鮮でした。数百年前と似た景色を見ていると思うと、感慨深かったです。また、ハリーポッターを撮影した場所に何か所か訪れた際には、自分もまるで映画の中にいるようで、とても興奮しました。京都でも歴史を感じることはありますが、オックスフォードはそれ以上に歴史を感じるいい場所でした。
来年の3月にオックスフォード生が来てくれる際には、今回よりも積極的に彼らとコミュニケーションを取り、日本の魅力を存分に伝え、チームレースに勝利したいと思います。また、次のオックスフォード遠征では、今回挑戦できなかったアイスホッケーやクラブ、何を言っているのか全くわからなかったミュージカル「マンマ・ミーア」を理解できるように、体力と英語の勉強に力を入れて遠征を迎えようと思います。
お疲れ様です。
3回生北東です。
オックスフォードでの8日間、世界トップレベルで文武両道に励む方々と密な時間を過ごし、本当に多くの刺激を受けました。本報告書では、私がこの遠征で何を意識して取り組み、何を学び得たのか、また、自分自身とチームについて今後にどうつなげていきたいかを記していきたいと思います。
この遠征で私は、同志社の誰よりも積極的にコミュニケーションを取り、ヨットを通じての学びだけではなく、勉学面や生活面など、多方面から学びを吸収することを意識しました。この8日間、ホームステイ、毎日の食事、バスや徒歩での移動時間、観光の時間、さらにFirefly級にもオックスフォードと同志社が混合で乗らせていただき、常にオックスフォード生と密に関わる日々を過ごしました。そのような日々の中で、同志社だけで固まって話すのではなく、積極的なコミュニケーションを心がけたことで、日々の対話の中からも多くの学びを得られました。
第1に、オックスフォード生の、何事にも愛を持って楽しんで取り組む姿勢に感銘を受けました。オックスフォードでは、まず勉学が第一とされていて、各カレッジに図書館や自習室、毎週のカレッジでの食事会等、学ぶための場所や価値観を共有する機会がたくさん設けられています。オックスフォード生の皆さんはそれらを活用し、自分の学びたいことにのびのびと取り組み、私たちに楽しそうに語ってくれました。そして、ヨットにも純粋に楽しんで取り組んでおり、メンバー間の海上でのコミュニケーションが非常に多い印象でした。今回の遠征メンバーは、普段クルーをしている者が中心であり、チームレースの経験が浅かったため、まずはチームレースの面白さや戦い方を教えて、一緒に楽しむということを目的とし、そこから実戦練習を繰り返し行ってくださいました。オックスフォード生のみで完結するのではなく、快く丁寧に説明もしてくださり、経験の浅い私たちにも公平な態度で、オープンに接してくださったことで、ヨットの奥深さを新しく知ることができました。このような、オックスフォード生の勉学やヨットへ愛を持って楽しんで取り組む姿勢は素晴らしく、これが本来あるべき文武両道の形であると再認識しました。
第2にオックスフォードヨット部はチームとしての結束力の高さが強さの秘訣であると強く感じました。海上では常に艇同士の距離が近く、常にコミュニケーションを取っており、帆走練習やコース練習等すべてにおいてその都度勝った理由や負けた理由を話し合っていました。チームレース中においても常に声が飛び交っており、誰が何をしたいかを全員が同じレベルで共通認識を持っているようでした。このような、練習やレースの合間に常にコミュニケーションを取る姿勢を同志社は見習うべきだと思いました。また、練習時のみだけではなく、オフの日でも部員間で非常に交流の機会が多いことが印象的でした。彼らの純粋な仲の良さと、心からの信頼がチームとしての強さに繋がっていると感じました。
この遠征では本当に様々な文化の違いや歴史、異なる価値観に触れました。普通に過ごしていたら経験することのできないことや、立ち入ることのできない場所にも案内してくださり、多くの刺激を受けました。街並みはとても美しく、人々には皆品がありました。私はオックスフォードの方々のやわらかい言葉遣いや振る舞い、そして誰にでも公平に接する姿勢に感銘を受け、私自身もこれから心がけていきたいと思いました。
この遠征で多方面から受けた刺激を自分の中のみで完結するのではなく、他部員に還元することで、部全体として部の目的である「人間形成」へとつなげていきたいです。現在、同志社の部員全員が文武両道をできているかといわれると、疑問に思う部分があります。個人としてはこの遠征を経て、もっと勉学にも力を入れていきたいと思いましたし、オックスフォード生のように何事も楽しんで前向きに取り組むことで、自然と結果もついてきやすくなるのではないかと感じました。この遠征では素敵な出会いがたくさんあり、このような貴重な経験をさせていただけることに感謝し、来年オックスフォードの皆さんが来日される際には、最大限のおもてなしで迎えるとともに、今年よりもさらに高いレベルでレースを行えるよう練習に励んでまいります。




















































